【2015年保存版】ソーシャルメディアのデータまとめ一覧。ユーザー数から年齢層まで、SNS運用担当者は必見!

2015/01/15

ユーザー数・年齢層・利用率などの役立つデータをまとめました。

ソーシャルメディア データ ユーザー数 年齢層
今年も引き続き企業のSNS活用が重要になっていくことが予想されますが、「各ソーシャルメディアの規模は今どのぐらいなのか」という情報は、SNS戦略を練る上で非常に気になりますよね。そこで今回の記事では、大手SNSを中心に現在のユーザー数・年齢層・利用率などのデータ国内・国外ともにまとめました。ソーシャルメディア運用やキャンペーンの実施など、ソーシャルメディア関連の仕事をする際になにかと知っておきたい情報なので、ぜひご一読ください!

※この記事に最新版がございます!
2016年7月公開の各ソーシャルメディアデータ記事

■目次

主要ソーシャルメディアのデータ大まとめ!

  1. Facebook
  2. X(Twitter)
  3. LINE
  4. Instagram
  5. Pinterest
  6. LinkedIn
  7. mixi
  8. Google+
  9. WhatsApp
  10. WeChat
  11. カカオトーク
  12. Snapchat

ソーシャルメディア

1.Facebook

国内

国内ユーザー数:2,400万人(2014年11月)

(参照:アジア各国の11月Facebook推定ユーザ数(PDF)

月間アクティブ率(※):53.1%

(参照:http://lab.appa.pe/2014-12/sns-active-ranking.html

以下、国内の月間アクティブ率はこちらのリンクを参照にします)

※月間アクティブ率:一ヶ月に最低一回サービスを利用するユーザーの割合

年齢層:

(参照:全国消費者価値観調査(CoVaR)調査概要(PDF)

海外

月間アクティブユーザー(MAU):13億5000万人(2014年10月)

日間アクティブユーザー(DAU):8億6400万人

日間モバイルアクティブユーザー:7億300万人

(参照:http://www.adweek.com/socialtimes/3q-2014-earnings/438899

年齢層(アメリカのユーザー):

(参照:PewResearchのデータを基にグラフを作成
その他の興味深いデータ(アメリカのユーザー)

・インターネットユーザーの71%がFacebookを利用

・87%のユーザーが高校の頃などの「昔の友達」とFacebookで繋がっている

・58%が同僚とFacebookで繋がっている

・45%が親とFacebookで繋がり、43%が子供と繋がっている

・39%が一度も会ったことのない人とFacebookで繋がっている

(参照:PewResearch

その他のデータ(全世界)

・全世界で3000万の中小企業がビジネスページを開設

(参照:techcrunch.com/2014/06/03/facebook-30m-small-businesses/

注目ポイント:高齢層の利用率が高い

他のSNSよりも、高齢層の利用率が日本・海外ともに非常に高い傾向が見られます。X(Twitter)とLINEは若者向け、Facebookはより高い年齢層も含んだ幅広い世代に利用されるSNSとして棲み分けが進むかもしれません。

2.X(Twitter)

国内

国内ユーザー数:1,980万人(2014年6月)

(参照:http://www.emarketer.com/Article/Asia-Pacific-Grabs-Largest-Twitter-User-Share-Worldwide/1010905

月間アクティブ率:60.5%

年齢層:

(参照:全国消費者価値観調査(CoVaR)調査概要(PDF)

海外

月間アクティブユーザー:2億8400万人(2014年10月)

モバイルユーザー:全体の80%

(参照:https://investor.twitterinc.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=878170

年齢層(アメリカのユーザー):

(参照:PewResearchのデータを基にグラフを作成
・インターネットユーザーの23%がX(Twitter)を利用

注目ポイント:X(Twitter)は日本人に合っている?

国内と国外のデータを見比べてみてわかったのが、そもそも海外では日本ほどX(Twitter)は使われていないという点。日本ではFacebookよりもアクティブ率が高く、特に10代の若者に多く使われているX(Twitter)ですが、海外の利用率はあまり高くないように見えます。X(Twitter)の半匿名性や気軽さが、日本人にマッチしているということでしょうか。

3.LINE

国内

国内ユーザー数:5200万人(2014年7月)

日間アクティブ率:66%(約3400万人)

(参照:LINE 2014年10月-2015年3月媒体資料

月間アクティブ率:90.6%

年齢層:

(参照:全国消費者価値観調査(CoVaR)調査概要(PDF)

海外

全ユーザー数:5.6億人突破(2014年10月)

注目ポイント:驚異のアクティブ率

やはりメッセージサービスとして便利なせいか、アクティブ率がめちゃくちゃ高いことになっています。SNS寄りのタイムライン機能や店舗向けのLINE@の進化、さらには簡単送金が可能になるLINE PAYなど、インフラとしてのLINEがこれからどのように使われていくのかにも注目です。

4.Instagram

国内

月間アクティブ率:76.7%

※国内のユーザー数に関して発表されている資料はありませんでした。

海外

月間アクティブユーザー:3億人突破(2014年12月)

アメリカ以外のユーザーの割合:7割

(参照:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1412/11/news049.html

年齢層(アメリカのユーザー):

(参照:PewResearchのデータを基にグラフを作成
・インターネットユーザーの26%がInstagramを利用

注目ポイント:X(Twitter)を超えたアクティブ率

日本でも海外でも、アクティブユーザー数・利用率がX(Twitter)を超えたというデータが目を引きます。実は当ブログでも昨年取り上げたInstagramの記事が先月から今月にかけて非常に多く読まれており(ありがとうございます)、Instagramの注目度の高さを実感しています。

5.Pinterest

国内

月間アクティブ率:73.4%

※国内のユーザー数に関して発表されている資料はありませんでした。

海外

全ユーザー数:7000万人(2013年地点)

年齢層(アメリカのユーザー):

(参照:PewResearchのデータを基にグラフを作成
その他のデータ:

・インターネットユーザーの28%がPinterestを利用

・ユーザーの男女比:女性8割:男性2割

・全アクティビティの94%は女性

(参照:http://montfort.io/pinterest-stats-2014/

注目ポイント:X(Twitter)超えのInstagram以上の利用率

X(Twitter)よりもアクティブ率が高いInstagram以上のアクティブ率・利用率を国内・国外ともにたたき出しているPinterest。厳密なユーザー数は発表されていないのでわかりかねますが、各ユーザーのPinterestに対する親密度は非常に高いことがうかがえます。

6.LinkedIn

海外

登録ユーザー数:3億人突破(2014年4月)

(参照:http://blog.linkedin.com/2014/04/18/the-next-three-billion/

年齢層(アメリカのユーザー):

(参照:PewResearchのデータを基にグラフを作成
・インターネットユーザーの28%がLinkedInを利用

注目ポイント:「ビジネスSNS」のロールモデル

海外で好まれているビジネス特化型SNS・LinkedIn。今年はFacebook at Workの登場も予想され、LinkedInにとって正念場となる一年になるかもしれません。日本ではウォンテッドリーがこの分野で大きくリードしていますが、LinkedInが日本で広く使われる日は来るのでしょうか。

7.mixi

国内

月間アクティブ率:60.3%

※ユーザー数に関してはここ最近公式発表がありませんが、昨年の8月地点では、減少が止まり回復傾向にあると発表しています。

注目ポイント:実は利用率はまだまだ高いmixi

全体のユーザー数が見えてこないのではっきりとしたことは言えませんが、実はアクティブ率からして、まだまだ利用しているユーザーは多いmixi。匿名系サービスが次々と出てくる中、元祖匿名性SNSとして栄華を極めたmixiは、大幅黒字を生み出しているモンストにも背を押され、更なる復活を遂げるのでしょうか。

8.Google+

国内

月間アクティブ率:23.9%

※国内ユーザー数の発表はここ数年ありません。

海外

登録ユーザー数:11億5000万人(2014年2月)

うちアクティブ率:35%

(参照:https://econsultancy.com/blog/64319-google-just-35-of-users-are-active/

ポイント:いまいち使い方がわかりにくいGoogle+よりもIngress?

日本では利用率が低く、海外でも登録ユーザー数こそ多いですがアクティブ率が低めなGoogle+。SEOへの影響など、まだまだ明確になっていない点も多く、どうも使い方がわからないうちに使われなくなってしまっている印象を受けます。

それよりも最近Googleといえば、位置情報を使ったバーチャル場所取りゲームIngressの方が気になります。ダウンロード数は500万を突破し、新たな巨大コミュニティを築いているIngressは、コミュニティマーケティングという観点からも注目すべき存在です。

その他のSNS全体的なデータ

国内ユーザーの年代別SNS利用率

2013年末のデータではありますが、全体的なソーシャルメディアの年代別利用率をまとめたグラフをご紹介します。

(参照:平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査<速報>(PDF)
こうしてみるとやはり、10代のユーザーはX(Twitter)を好みがちで、Facebookは20代・30代が多めといった傾向が見て取れます。

複数のSNSを利用するユーザーの割合

PewResearchは、それぞれのSNSをメインとして使っているユーザーが、他にどのSNSを第二・第三のSNSとして利用しているか、というデータも発表しました。縦がメインとして使うSNSで、横が副SNSの利用率です。

(参照:http://www.pewinternet.org/2015/01/09/frequency-of-social-media-use-2/

やはり右端のFacebookの利用率の高さに目がいきますが、他に目を通してみると、X(Twitter)ユーザーは他のSNSも多く使っており、特にInstagramと相性がいいことなどがうかがえます。またInstagramとPinterestを掛け持ちしているユーザーも多いなど、複数のソーシャルメディアをまたぐキャンペーンを企画するときなどに参考にできるデータではないかと思います。

メッセージサービス

主要SNSの他に、海外ではLINEの対抗馬となっている主要メッセージサービスのユーザー数などもご紹介します。

9.WhatsApp

月間アクティブユーザー数:7億人突破(2015年1月)

1日に送信されるメッセージ数:300億

(参照:https://www.facebook.com/jan.koum/posts/10152994719980011

10.WeChat

中国のソーシャルメディア企業Tencentが配信する、中国国内で特に人気のメッセージアプリ。

月間アクティブユーザー数:4億6800万人(2014年11月)

(参照:http://thebridge.jp/2014/11/wechat-468-million-active-users-q3-2014

11.カカオトーク

韓国企業カカオ社が配信するメッセージアプリ。

総ユーザー数:1億3000万人(2013年12月)

(参照:http://growthhackjapan.com/2013-12-26-kakao-vs-line-over-southeast-asia/

12.Snapchat

メッセージが10秒で消える海外で大人気のアプリ。

月間アクティブユーザー数:1億人突破(2014年8月)

(参照:http://mashable.com/2014/08/26/snapchat-10-billion-valuation/

主要メッセージアプリのユーザー分布図

2013年の情報ですが、非常にわかりやすく主要メッセージアプリのユーザー分布図が表されているインフォグラフィックをご紹介します。

(参照:http://247interesting.tumblr.com/post/60259671817/global-reach-of-messaging-apps-june-2013-onavo

・北米・南米・欧州と広く使われているWhatsApp

・カカオトークは韓国・WeChatは中国のユーザーが多い

最後に

いかがでしたでしょうか。

正式なユーザー数の発表がないサービスもありますが、アクティブ率なども見て、どのサービスがどのぐらい盛り上げっているのかといったことも知っておいて損はないかと思います。

今回の記事が少しでも参考になったのなら幸いです。


以上、『【2015年保存版】ソーシャルメディアのデータまとめ一覧。ユーザー数から年齢層まで、SNS運用担当者は必見!』でした。

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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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