SNSを活用した企業のノベルティキャンペーン事例22選

2023/09/28

ノベルティキャンペーンとは、宣伝などを目的としたアイテムを無償で配る施策です。

無料品や限定品は人々の入手意欲を高めるためキャンペーン参加への敷居は下がりますし、それを使ってもらえれば、目にした周りの人々にもその存在を知ってもらうことができます。

ここでは、参加しやすく認知度を高める効果もしっかり期待できるノベルティキャンペーンの中でも、SNSを利用した企業の事例をご紹介します。

■目次

  1. ノベルティキャンペーンとは?
  2. ノベルティキャンペーンのメリット
  3. ノベルティキャンペーンの注意点
  4. SNSを活用した企業のノベルティキャンペーン事例7選
  5. まとめ

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1. ノベルティキャンペーンとは?

そもそもノベルティは企業や対象の商品、実施中のサービスなどを広く認知してもらう目的や集客する目的などで、無償で配るアイテムのことをいいます。

知ってもらうことに重きを置くため、商品や企業自体と関わりがないグッズの場合も多く、ボールペンやステッカー、ショッピングバッグなどに、企業のロゴやサービス名が印字されたものなどが一般的です。

そのノベルティを配る企画のことをノベルティキャンペーンと呼びます。

キャンペーンの形式よって、イベントの参加者や来場者などの全員に配るパターンと、対象商品やサービスを購入した方限定、または、抽選に当選した人限定で配るパターンが存在します。

前者だと広く周知することができ、後者だと限定感や特別感を強調することで、希少価値を持たせることができます。

2. ノベルティキャンペーンのメリット

ノベルティキャンペーンのメリットとして「集客効果」「宣伝効果」「比較的低コストで作成が可能」などをあげられます。

集客効果

魅力的なノベルティを作成すれば、それを目当てにした顧客の目に留まり関心を引き寄せるので、キャンペーンへの参加人数を増やすことが可能です。

宣伝効果

ノベルティ目当てで参加した顧客にも、そのキャンペーンを通して企業や商品を知ってもらうことができます。また、ノベルティを普段使いしてもらうことができれば、使用者の周囲の人々もロゴなどを目にする機会が増えるため、企業や商品に興味を抱かせる期待が持てます。

比較的低コスト

近年オリジナルグッズを安価で作成するサービスが増えており、そういったサービスは大ロットでの注文に対して割引をしているものが多いため、キャンペーンとして配るために大量のノベルティを作成するのに向いています。

3. ノベルティキャンペーンの注意点

ノベルティキャンペーンの注意点として「金額やデザインに注意すること」「著作権や商標権に注意すること」などをあげることができます。

金額やデザインに注意すること

ノベルティグッズは「景品表示法」や「不当景品類及び不当表示防止法」の対象です。そのため定められた金額や嘘のない表示の範囲内で作成する必要があります。法律に違反または違反が疑われるようなものをノベルティにすることは避けましょう。

著作権や商標権に注意すること

著作権や商標権などの侵害は意図したものでなくても許されません。他社のキャラクターやロゴなどにノベルティに使用したデザインが似ていないかしっかり確認しましょう。

4. SNSを活用した企業のノベルティキャンペーン事例7選

ここではSNSを利用したノベルティキャンペーンの事例を紹介します。今回紹介する事例は、前述のノベルティキャンペーンの形式の中では「抽選に当選した人限定で配るパターン」に相当します。

①森永乳業PARM(2022)@parm_icecream

森永乳業PARM公式アカウントが行ったノベルティキャンペーンです。

人気のビーズソファ会社の製品とのコラボのようなノベルティは、限定感や特別感が強調されて希少価値を高め、顧客の入手欲を煽るアイテムになっています。

2つのアカウントをフォロー&対象投稿のリポストをすることで応募自体は完了しますが、さらにタグをつけて投稿をすると当選確率がアップするチャンスを追加しています。ノベルティ目当てのユーザーに自発的に投稿させることで拡散力を高める効果があります。

②山崎製パン(2023)@yamazakipan_cp

山崎製パン公式アカウントのノベルティキャンペーンです。

上記の事例と同じく、アカウントをフォロー&対象投稿のリポストでキャンペーンへの参加が完了し、さらにタグをつけて引用リポストをすることで当選確率をあげるようにしています。

非売品のプレミア感あるレジャーシートのノベルティで限定感を出しています。

③Xiaomi Japan(2022)@XiaomiJapan

Xiaomi Japan公式アカウントのキャンペーンです。

オリジナルグッズセットとして数点の雑貨にロゴを付けたデザインをノベルティにしています。使い勝手の良さそうなアイテムを選択することで広く使ってもらえる期待が持てます。

アカウントのフォロー&「冬に一番したいこと」を添えて対象投稿を引用リポストで参加完了です。自分で考えた内容を引用投稿に含んでもらうことで、拡散されえいく内容がバラエティに富み、ただのリポストだけよりも拡散力の向上が期待できます。

④ヤマト運輸(2023)@mikke_yamato

ヤマト運輸が運営する情報エンタメアカウントから発信されたノベルティキャンペーンです。

パスケースという普段使い出来るアイテムと会社のイメージキャラであるクロネコを合わせ、キャッチ―な視認性と使い勝手を兼ね備えたノベルティになっています。

応募方法はアカウントのフォロー&リポストというシンプルな仕様で分かりやすいです。

⑤ヤクルト(2022)@Yakult_Man

ヤクルトオリジナルキャラクター「ヤクルトマン」公式アカウントが発信したノベルティキャンペーンです。

フォロー&対象投稿のリポストで参加が出来ます。結果発表を待つことなくその場で当選が分かる仕様には、気軽な参加を促す効果があったと考えられます。

アイテムはオリジナルキャラクターのストラップで、汎用性の高さや使い勝手の良さを売りに広く使ってもらい宣伝する方向ではなく、ぱっと見であの製品だとわかる視認性を高め、宣伝効果に特化したノベルティだと感じました。

⑥IKEA Japan(2023)@IKEA_Campaign

IKEA Japan公式アカウントのノベルティキャンペーンです。

アイテムはオリジナルキャラクターのステッカーで、上記キャンペーンと同じく視認性を高めたノベルティです。人気の公式キャラであり希少性も高いため、ファンの入手欲は高まりそうだと感じました。

アカウントのフォロー&リポストというシンプルな仕様の応募方法です。

⑦ミツカン(2023)@mizkan_official

ミツカン公式アカウントのキャンペーンです。

水族館とのコラボとのことで、オリジナルグッズをノベルティ化。アイテムの表示を画像だけに留めて詳細を明かさないことで、ペンギンのかわいさはしっかり伝わる一方、当選したらどんなアイテムが届くのかワクワクさせるようなサプライズ感も演出しています。

アカウントのフォロー&対象のタグと「ぽんずの推しポイント」を添えて対象投稿を引用リポストで参加完了です。自分で考えた内容を引用投稿に含んでもらうことで、拡散されていく内容がバラエティに富み、ただのリポストだけよりも拡散力が上がりそうです。

5. まとめ

ノベルティキャンペーンはいくつかの注意すべきことにしっかり気を付ければ、多くの人に製品やサービスを知ってもらう機会を作ることができる企画です。

ノベルティを作る際には、使い勝手・見た目・希少性などの何にこだわるかを、「何を目的としたノベルティか」ということを加味して、吟味する必要があります。

また応募方法も分かりやすさを優先してシンプルにするか、意外性や話題性を求めて追加要素を入れるかなど、さまざまな戦略を考えることができます。

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