【Facebook】宣伝くさい投稿は表示優先度が下がる!?グループ機能の単体アプリが登場。【11月のfbまとめ】
2014/12/02
ビジネス向けFacebook開発に関するニュースやニュースフィードの管理機能の工場など、先月も動きがあったFacebookですが、今回の記事では、11月に発表・実装されたその他のアップデート・ニュースをご紹介します。
特に宣伝目的の投稿の表示優先度を下げるというニュースは運用者としても気になるところなので、グループ機能の単体アプリ化の件などとあわせてご紹介します。
■目次
1.宣伝のみの投稿は表示優先度が下がる?
2.Facebookの「グループ」機能が単体アプリ化
3.友達に「ありがとう」を伝える動画が登場
1.宣伝のみの投稿は表示優先度が下がる?
Facebookは、来年の1月から明らかに宣伝目的のページ投稿のニュースフィード上での表示優先度を、来年1月から下げる、と発表しました。
対象はあくまでも、広告ではなく『ページの投稿』であるとのことです。
「宣伝目的」ってどんなの?
ユーザーへの意識調査の結果、次の3つのタイプの投稿が特に「宣伝くさい」と感じられがちであるとのことで、この辺りの表示優先度を下げていくようです。
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- 1.単純に商品の購入やアプリのインストールを促す投稿
2.ただキャンペーンへの参加を促すだけの中身のない投稿
3.広告と全く同じ内容を使いまわした投稿
共通するのは、「中身がない・ただ宣伝するだけの投稿」という点であり、今回もFacebookは『多くのページは影響を受けない』と語っています。
セール投稿はX(Twitter)でした方が良い…?
影響がなさそうとはいえ、少し気になる発表ではありますね。「中身のない宣伝投稿はダメ」と言われても、じゃあ「○月○日からセール開始!」というだけ投稿も引っかかる、ということになるのでしょうか。
こういった投稿はこれまでの投稿の定番でもあり、セール自体がファンにとって価値のある情報ではあったので、今後はそういう投稿あまり流さない方がいい…という可能性もあり得ます。
例えば簡単なセール情報はX(Twitter)で流して、Facebookでは読み物コンテンツを投稿するようにするなどの、SNSの使い分けが重要になってくるかもしれませんね。
また、『無関係な広告よりもページ投稿の方が実はネガティブに捉えられがち』という情報も見逃すことはできません。ファンになってもらったからといっても気を抜かず、一人ひとりにとって価値のある、楽しんでもらえる投稿を流していくことを意識する必要がありそうです。
2.Facebookの「グループ」機能が単体アプリ化
今月の18日に、Facebookはグループ機能の単体アプリ『Facebook Groups』をリリースしました。
既にAndroid版・iOS版ともにリリースされており、日本でも利用可能になっています。
「グループ」アプリの機能紹介
①グループ:現在自分が入っているFacebookグループ一覧
②お知らせ:入っているグループ内でのアクティビティの通知
(例:○○さんが□□グループに写真を投稿しました。)
③発見:おすすめのグループが表示
(いいねしているページや友達が入っているグループなどから判断して表示される)
④設定:プロフィールや各グループの通知設定
全体的に動作は快適かつ直感的で、グループを管理・確認するには便利な印象を受けました。
今年はメッセンジャー機能も単体アプリ化され、インストールを強制される件で波紋を呼んだことも記憶に新しいですが、グループ機能に関してはすぐにFacebook本体からなくなるわけではないとのことです。
3.友達に「ありがとう」を伝える動画が登場
Facebookは、友達に「ありがとう」を伝える動画を自動的に作成する「Say Thanks」をリリースしました。
こちらのリンクにアクセスして、動画を送る友達と3つのテーマ(「古い友達」「友達」「家族」)を選択すると、自動的に関連する画像や投稿をピックアップして素敵な動画を作成してくれます。動画に利用する画像や投稿は任意で選択することもできます。
プレビューを確認したのち『動画をシェア』を選択すると自身のウォールに投稿され、相手の友達は自動的にタグ付けされる仕組みになっています。シェアする際にメッセージを添えることも可能です。
現時点では日本語のメッセージは対応しておらず、作成されるのはシンプルなものですが、もらえるとちょっと嬉しい感じで良いですね。
Facebook動画は再生数も多く成功していると言えるので、今後もこういった動画を「作る」方にスポットを当てた簡単動画作成ツールは出てくるかもしれません。
以上、『【Facebook】宣伝くさい投稿は表示優先度が下がる!?グループ機能の単体アプリが登場。【11月のfbまとめ】』でした。
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部