【お役立ち資料あり】SNSアカウント開設時に押さえておきたい4つの注意点と工夫ポイント
2023/05/08
この記事では、SNSアカウントを開設するときに知っておきたい4つの注意点、そしてユーザー認知向上につながる工夫ポイントを解説しています。
初めて企業の公式SNSを開設、運用する方にとって有益な情報を掲載。本記事の内容を実践すれば、安全かつスムーズにSNSアカウントを立ち上げられます。
この記事のテーマ
SNSアカウント開設時の注意点と、工夫すると良いポイント
記事を読んで分かること
- SNSアカウント開設時の4つの注意点
- ユーザーが見つけやすいアカウントにするための3つのポイント
■目次
- SNSアカウント開設の際に注意すべき4つのポイント
- アカウントを立ち上げる際の3つの工夫ポイント
- さっそくアカウントを開設してみよう
- まとめ
- 「主要SNS媒体の新規アカウント作成項目」フォーマットをダウンロード
SNSアカウント開設の際に注意すべき4つのポイント
SNSアカウントを開設する際、適当にアカウントを立ち上げてしまうと、ログインできない状態を招いたり、アカウント凍結が起こったりするなど、好ましくない状況に陥る可能性が高まります。
今から紹介する4つの注意点を知った上で、アカウントの開設準備を始めましょう。
登録するメールアドレスは、個人に紐づかないものにする
SNSアカウントの開設にはメールアドレスが必要ですが、会社用のアドレスであっても個人アドレスを登録するのは避けましょう。個人アドレスを登録した場合、以下の問題が起こりえます。
- 退職し、メールアドレスが失効するとログインできなくなる
- パスワードの再設定などが、都度個人のメールアドレスに届いてしまい非効率
会社や部署全体のグループで管理するメールアドレスなどを登録しておくといいでしょう。
誕生日設定には要注意
SNSでは、媒体ごとに利用者の年齢制限が設けられているため、誕生日の設定には注意が必要です。
例えば、登録日を会社の設立日やアカウント開設日に設定すると年齢制限に引っかかり、アカウントが凍結したり、使えるサービスが制限される可能性が高まります。誕生日を登録する際は、20歳以上の年齢になるようにしてください。
ビジネスアカウントに切り替えて、インサイトデータが見える状態に
多くのSNSには、企業やクリエイターなどのビジネス利用者向けの機能が充実した「ビジネスアカウント」が用意されています。ビジネスアカウントに切り替えると、分析データをより細かく確認可能です。
そのほかに投稿予約や広告出稿なども利用できるようになりますので、開設と同時にビジネスアカウントへ切り替えるようにしましょう。
ビジネスアカウントへの切り替えが必要な主なSNSは、InstagramとTikTokです。それぞれ以下を確認し、設定してください。
アカウントの乗っ取りを防ぐセキュリティ対策
企業の公式アカウントでは、特にセキュリティ対策が重要です。
アカウントの乗っ取りを防ぐために、強固でランダムなパスワードを設定しましょう。加えて、二段階認証もすぐに設定してください。
アカウントを立ち上げる際の3つの工夫ポイント
ここでは、ユーザーが自社アカウントを見つけやすくする工夫や、公式アカウントだと認知してもらう方法などを3つ紹介します。
見つけやすいユーザー名やIDに
ユーザー名やアカウントIDは、ユーザーがアカウントを認識するための大事な要素です。ユーザーが検索するであろう、企業名、ブランド名やサービス名を含めたユーザー名、アカウントIDにしましょう。
名前の候補を決めたらSNS上でその名前で検索し、似通った名前がないかリサーチします。ほかのアカウントと重ならない名前、IDにする必要があります。
オフィシャルアカウントであることを明示
アカウント開始直後に、企業公式の認証マーク(公式アカウントであることをプラットフォームから認証されると付与されるマーク)を取得することは困難です。
そのため、アカウント開始時にユーザーに公式アカウントであると認識してもらうための工夫が必要になります。
ユーザー名・ユーザーIDやプロフィールに「公式」や「オフィシャル」などの記載を入れるようにしましょう。そのほかの対策として、会社のURLや会社情報などを基本設定に入れることで信頼性がより高まります。
媒体に合わせたアイコンとヘッダーの設定
アイコンとヘッダーが初期設定のままでは、偽アカウントと勘違いされかねませんので必ず設定してください。
アイコンやヘッダーの画像サイズは媒体ごとに規定があるので、その基準に沿って画像を制作しましょう。
実際に設定した後は、アイコンとヘッダーの重なりによって意図しない見え方になっていないか、視認性や可読性が高いかをスマートフォンとパソコンで確認します。
※企業公式のアカウントには、四角いアイコンに金色バッチが付与されます。公的機関のアカウントの場合は、グレー色のバッチが付与されます。
※米国時間2023年4月21日より、金色バッチを取得するためには毎月税抜1,000ドル以上(税抜135,000円以上)の広告を出稿する条件が追加されました。また、アイコン横に表示されているVerified Organizations(認証済み組織)も同様に毎月定額の費用を追加で支払う必要があります。(2023年5月8日追記)
さっそくアカウントを開設してみよう
アカウントを立ち上げる際に整理しておくべき項目シートとチェックリストをダウンロードしてください。アカウントの立ち上げ準備をしましょう。
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まとめ
・アカウント開設時は「会社全体のメールアドレスを登録」「誕生日は20歳以上に設定」「ビジネスアカウントに切り替え」「セキュリティ対策」の4つに注意する
・ユーザーに認知してもらうには「見つけやすいユーザー名・IDの設定」「オフィシャルアカウントの明示」「各SNSに合わせたアイコンとヘッダーの設定」を行う
「主要SNS媒体の新規アカウント作成項目」フォーマットをダウンロード
新規アカウントを作成する際に役立つ「アカウント作成項目」フォーマットをご用意いたしました。各項目設定をする際に参考になるアドバイス付きです。
▼この資料でこんなことが分かります
- Twitterアカウント登録情報項目
- Instagramアカウント登録情報項目
- Facebookアカウント登録情報項目
- TikTokアカウント登録情報項目
- LINEアカウント登録情報項目
お役立ち資料ではTwitter、Instagram、Facebook、TikTokとLinkedInのアカウント登録項目と登録の際に知っておきたいポイントを紹介しております。入力欄も用意しておりますので、情報管理にご活用ください。記載した情報の管理には、細心の注意を払うようご注意ください。
登録項目は2023年2月時点の媒体ソースを参考に作成しております。登録項目が変わる場合がございますので予めご了承ください。あくまで参考例になりますので、カスタマイズしてご利用ください。資料に関してご質問がある場合は、お問い合わせよりご連絡ください。
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この講座を監修した人
穂苅由利渚|Yurina Hokari
ガイアックスソーシャルメディアマーケティング事業部コンサルタント。大手企業や官公庁を中心に、ソーシャルメディアマーケティング、キャンペーン施策に関わる。SNSを使った採用ブランディングの支援も行う。
この講座の総合監修・執筆者
平井 みのり|Minori HIRAI
ソーシャルメディアマーケティングコンサルタント。 大学在学中より広告代理店にてキャリアをスタート。 主に、ウェブマーケティング事業に従事。大手企業や官公庁を中心にソーシャルメディアマーケティング、PR、ブランディング、キャンペーン施策に関わる。Z世代向けの施策提案や英語での支援も可能。