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2019.05.15

やはりカギはハッシュタグ! 旅行・観光業界のInstagram活用事例7選

tourism IG

最近では旅行や宿泊先を決める際に、パンフレットを手に取るよりも先に、SNSで調べるということも多くなってきました。写真に特化したSNSであるInstagramでは、ユーザーの目を引くフォトジェニックな写真を用いて、質の高い投稿が必要になってきました。

本記事では、自社の広告やプロモーションにInstagramを上手に活用している旅行・観光業界の7企業を分析します。

※編集部注:2017年5月15日 最新情報をもとに事例を追加しました。

    ■目次

  1. H.I.S.
  2. Relux
  3. 金剛峯寺
  4. ユーラシア旅行会社
  5. DeNAトラベル
  6. 和歌山県オフィシャル
  7. ホテル椿山荘東京
  8. まとめ

本記事の内容をまとめた、お役立ち資料はこちら!

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1. H.I.S.

his

https://www.instagram.com/his_japan/

大手旅行代理店であり、国内外の様々な旅行を取り扱うH.I.S.の公式Instagramアカウントです。1~3日の間隔で投稿がされており、投稿の本数は基本的に1日に1件です。また、2017年2月現在でのフォロワー数は、約278,000人です。

おもな投稿内容はユーザー参加型となっていて、ユーザーの写真の中から選抜してコメントを添えて投稿しています。特定のワードをハッシュタグに設定し、ユーザーにそれを付けて投稿してもらうという仕組みです。

2月には「#ネコタビのセカイ」というお題が出され、たくさんの投稿がされました。今後は「#ハルタビのセカイ」や「#LW2月の旅」などが新たに募集されています。

投稿のポイント

 

上記でご紹介した通り、同社オリジナルのハッシュタグをユーザーにつけて投稿してもらい、それを同アカウントではリグラムしています。これにより、自社で投稿素材を確保する必要がないため運用コストを下げたり、またユーザーとの良い関係性の構築にもつなげたりしています。

期間ごとにハッシュタグを変えるため、1つのアカウントで様々な世界感を垣間見ることができます。旅行をしたユーザーの写真はそれぞれテイストが異なるため、Instagramのギャラリーとしても見ていておもしろいものになっています。

海外ユーザーを意識した英語のハッシュタグが付けられていることもポイントで、実際に海外ユーザーからのコメントも見受けられました。

2.  Relux

relux

https://www.instagram.com/relux_jp/

株式会社Loco Partnersが運営する会員制宿泊予約サイトReluxの公式Instagramアカウントです。毎日投稿がされており、投稿本数は1日3~5件です。また、2017年2月現在でフォロワー数は、約28,800人です。

同社の投稿は宿泊施設の外観や客室の写真を用い、「こんな旅館に一度は泊まってみたい」と思える魅力的な部分を伝えています。さらに写真1枚では伝えきれない部分は、スライドショー動画を用いることで様々な視点からユーザーに分かりやすいように紹介しています。

投稿のポイント

 

ぽつり、ぽつりと街灯に灯がともり暮れなずむ空が街を黄昏色に染めるとき、ロマンティシズムが辺り一面を包み込む場所があります。 神戸港を望むオーシャンフロントでひと際存在感を放つ、ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド。「スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド」にも加盟する神戸随一のラグジュアリーホテルで至福のひとときをお過ごしください。 ★最大2万円分の旅行クーポンもれなくプレゼント!「会員数50万人突破!Relux史上最大級のクーポン還元祭」はプロフィールから!→ @relux_jp #Relux #リラックス #旅行 #50万人 #ありがとう #キャンペーン #クーポン #ホテルラスイート神戸ハーバーランド #ホテル #trip #hyogo #kobe

Relux | リラックスさん(@relux_jp)がシェアした投稿 –

スライドショーを用いて、ホテルの内観や外観、ホテルから見える景観や客室まで非常に多くの情報を盛り込んだ投稿です。ユーザーは同スライドショーを見るだけで、ホテルの様々な側面を予め見ておくことができ、イメージを膨らませやすいです。

スライドショーに付け加えられたテキストでは、ユーザーを引きつけるようなロマンチックな状況をわかりやすく解説しています。また、投稿には旅行で使えるクーポンの情報も付けられています。

3.  金剛峯寺

kongobuji

https://www.instagram.com/kongobuji/

高野山真言宗総本山金剛峰寺の公式Instagramアカウントです。直近の1週間は投稿がされておらず、1週間前と表示されるの投稿が27件、2週間前と表示される投稿が2件など投稿間隔や頻度にはばらつきがあるようです。また、2017年2月現在でフォロワー数は、4000人以上となっています。

投稿内容は、季節の流れに対応した金剛峯寺近辺の風景や、僧侶の目線から見える景色を切り取ったものになっています。普段の生活とは一線を画した非日常感の強い写真がユーザーを引き付けます。

しかしハッシュタグには、「#伽藍」や「#涅槃」など認知度が低く、一般的ではないものも見られます。そのため検索による露出の可能性が低くなってしまうことが考えられます。まずは「寺」「高野山」など、利用頻度の多い、人気のハッシュタグで少しずつフォロワーを増やしていき、ファン化していったところでユニークなタグを添えていくと、なお良いと思われます。

投稿のポイント

 

#高野山 #伽藍 #霧 #大塔

kongobujiさん(@kongobuji)がシェアした投稿 –

金剛峯寺の美しさをストレートに表現しています。霧がかかった景色が幻想的でユーザーを引き付けています。ハッシュタグの数は4つと少な目ですが、その分、しっかりと目をとおしてもらえるともいえます。

4.  ユーラシア旅行社

eurasiatravel_japan

https://www.instagram.com/eurasiatravel_japan/

世界160ヵ国を取り扱い、他の旅行会社にはないツアーを提供しているユーラシア旅行社の公式Instagramアカウントです。まだ規模の小さなアカウントということもあり、総投稿数は34件と少なく、投稿間隔も不定期で2週間以上間隔が空くことも珍しくないようです。また、2017年2月現在でフォロワー数が74人となっています。

投稿内容では、ツアーに同行する添乗員が各地で撮影した風景を紹介しています。添乗員が撮影しているため、臨場感がダイレクトに伝わるような投稿が多いことがポイントです。また、ユーザーが知らないような同社ならではのニッチなチョイスも特徴的です。

投稿のポイント

 

ロシア、キジ島の木造建築教会。 Kizhi island, Republic of Karelia, Russia #ロシア #キジ島 #世界遺産 #ユーラシアの旅 #Russia #KizhiIsland

ユーラシア旅行社 Eurasia Travelさん(@eurasiatravel_japan)がシェアした投稿 –

だれもが知っているような有名な観光名所はなく、「こんなところがあったのか」と感じることができる、美しい景色の写真が揃っています。

「有名な観光名所には行き飽きた」「未だ知らない、世界の神秘に触れてみたい」というユーザーのニーズを満たしている印象を受けます。

5.DeNAトラベル

https://www.instagram.com/dena.travel/

海外航空券をはじめ多くの国内外旅行商品を取り扱う株式ガ会社DeNAトラベルの公式Instagramアカウントです。1週間に1回の頻度で投稿されたり、毎日投稿される期間があったり、ときには投稿期間が2か月間空いたりと投稿頻度に規則性は見られません。また、2017年5月現在でフォロワー数は1032人です。

普段の投稿では、海外や国内の旅行者から写真を提供してもらい旅行のすばらしさや現地の美しさを紹介しています。また、季節に合わせて期間限定で世界の桜を紹介するというようなミニ企画も随時実施しているようです。また、今回ご紹介するような投稿キャンペーンやイベントなどの告知に関する投稿も見受けられました。

投稿のポイント

DeNAトラベルと東急ハンズの共同キャンペーンの告知投稿です。通常ハッシュタグは投稿テキストの下部に別にして付ける形が一般的ですが、本投稿ではテキスト内に文章と共に使用されています。このようにハッシュタグを用いることでテキスト内で強調したい箇所をユーザーに示す効果があります。

また、「#旅のパッキング達人」というハッシュタグを使用してもらうキャンペーンによりハッシュタグをうまく活用している点もポイントです。ハッシュタグはユーザー参加型の運用方法に向いていることがわかります。

6.和歌山県オフィシャル

https://www.instagram.com/insta_wakayama/

和歌山県の公式Instagramのアカウントです。1.2日の間隔で投稿が続けられており、投稿本数は基本的に1日1本です。2017年5月現在でフォロワー数は4637人です。

普段の投稿内容では、ユーザーから提供された投稿の写真について詳しいテキストで紹介し、近くで行われるイベントや近隣施設の告知をしています。県内の小さな公園から山奥の景色、イルミネーションの情報など様々な情報を提供しており、県内の人はもちろん和歌山県に観光する際は観光案内のように利用できそうです。

投稿のポイント

* Insta_Wakayamaでは、皆さんがハッシュタグをつけて投稿してくださった写真から、素敵な写真をご紹介させていただきます! . 本日のピックアップは、 @siesta2018 さんのお写真です☆ ハッシュタグご利用ありがとうございますm(_ _)m . 写真の場所は和歌山県和歌山市の磯ノ浦です🐚 磯ノ浦は全長1,200メートルのビーチがあり、大阪から一番近い関西屈指のサーフィンスポットとして親しまれています。お写真では、モデルさんの髪やスカートがたなびく様子から海風を感じます。夕焼けとシックな装いの女性がマッチしていて、落ち着いた雰囲気が素敵なポートレートです😊❤️浜辺のすぐ近くには海が見えるおしゃれなカフェもあるので、テラス席で海を眺めながらのんびりできますよ🍹また、和歌山市では事前にチケットを購入して参加飲食店をはしごするイベント「第12回わかやま城下町バル~ゴールデンバル~」が開催されます。城下町バルではエリア内を無料の巡回バスが走っているそうなので、いつもは運転している方もこの機会に食べ&飲み歩きしてみてはいかがでしょうか?(^o^)/⭐️ ○第12回わかやま城下町バル~ゴールデンバル~ 期 間:5月13日(土) 開催地:和歌山市内のバル参加店舗 連絡先:わかやま城下町バル実行委員会(10時-19時) 料 金:チケット3,400円(5枚綴り)※お得な前売(12日まで)有 ※詳しくは「和歌山城下町バル」公式ホームページをご覧ください。 ※当日使い切れなかったチケットは翌日から20日(土)まで「あとバル」チケットとして使えます。利用条件はお店により異なります。 ※バルエリア巡回バスはご乗車の際チケットを提示してください。 . 和歌山に関する投稿には「#insta_wakayama 」のハッシュタグをつけてください★ 和歌山の魅力を皆さんで発信していきましょう! ハッシュタグをつけると同時に、写真の場所の記載・位置情報の登録もお願いします🎵 #insta_wakayama #wakayama #wakayamagram #和歌山県 #和歌山市 #磯ノ浦 #夕焼け #ポートレート #ビーチ #beach #観光 #観光和歌山 #風景 #風景和歌山 #水の国わかやま #wakayamacity #nagomi_wakayama #visitwakayama #japan *

Insta_Wakayama 和歌山県オフィシャルさん(@insta_wakayama)がシェアした投稿 –

他の投稿でも同様ですが、ユーザーが本アカウントのハッシュタグを用いて投稿した写真を利用して投稿しています。このように、県が運用するアカウントに写真を利用してもらえるというユーザーのモチベーションが運用の重要なポイントになります。同投稿では、ユーザーが撮影した海岸の付近にある飲食店や現在撮影地付近で開催されているイベントの詳しい紹介がされており、ハッシュタグを用いて集めた写真をさらに観光地誘致に活用している点が秀逸です。

また、一連の紹介をしたあとにしっかりと写真に関するハッシュタグを付けている点もポイントです。ユーザー参加型運用を行うためのハッシュタグと本来のハッシュタグで使い方を分けて使用していることがわかります。

7.ホテル椿山荘東京

https://www.instagram.com/hotelchinzansotokyo_official/

「世界をもてなす、日本がある」をテーマに心地良い一時を提供する「ホテル椿山荘東京」の公式Instagramアカウントです。投稿は平均して2.3日に1回の頻度でされており、1日に連続で2投稿される日もあります。2017年5月現在でフォロワー数は6118人です。

普段の投稿では、ホテル内の景色や設備、レストランの料理などをコメントと共に紹介しています。季節感を感じさせる画像に世間話風なテキストを添えて見やすい投稿になっている点が印象的です。

投稿のポイント

同投稿では、5月の後半から梅雨の時期に現れる蛍について、美しい写真と共に紹介しています。こちらの投稿の特徴は、ハッシュタグの緩急を使い分けている点です。テキストの最初に「#もうすぐ蛍の季節」や「#待ち遠しい」などのキャッチーなハッシュタグを改行しながら印象に残るように使い、その下部に連続でハッシュタグを用いて通常と同様に利用します。

ハッシュタグを付ける場所や改行の仕方で強調したいハッシュタグのみを目立たせて見せることができます。

8. まとめ

ご紹介した事例から大きく分けて2つの活用ポイントがわかりました。

  • ハッシュタグを有効利用する
    事例の中では、ハッシュタグによってユーザーから写真を提供してもらいイベント的要素を盛り込むことに成功している企業も見られました。他にも、投稿画像に足りない情報をハッシュタグで補足するなど様々な活用方法が見受けられました
  • 統一感のある投稿をする
    写真が中心のInstagramにおいて、ユーザーが見ただけでわかるような世界観投稿内容の統一が重要になります。特にInstagramの投稿履歴は「ギャラリー」と称されることもあり、一種の写真集のような認識もあるほどです。やはり企業アカウントの場合はユーザーからのニーズに応える必要があるため、写真に統一感を出した方がユーザーもファンになりやすく、定着しやすいでしょう。

このように、Instagramでは他のSNSと異なる文化が形成されています。この文化を理解したうえでアカウント運用をする必要がありそうです。

観光・旅行業界の場合は、美しい写真を投稿しやすく、運用も比較的やりやすいと思うので、今回ご紹介した事例を参考により良いアカウントを作ってみてください。

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