主要5大SNSの特徴を比較!使い分けからユーザー動向・運用方法まで徹底解説
2024/08/05
Facebook、X(Twitter)、Instagram、TikTok、YouTube。代表的な5つのSNSですが、企業でSNSを活用するにあたり、「どれを使ったらいいのか」「どう使い分けたらいいのか」という質問をよくいただきます。
今回の記事では、これら5つのソーシャルメディアの特徴、使い分けのポイントを比較してまとめました。
本記事は企業のSNSマーケティングを包括的に支援をしているガイアックスが解説しています。運用実績10年以上、大手企業を中心に累計1,000社以上の運用実績があります。
SNS運用、SNSキャンペーンに興味のあるご担当者様は、ガイアックスにご相談ください。
※編集部注
2024年7月25日:最新情報を元に内容を加筆修正しました。
目次
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1. 5大SNSの基本機能を比較
まずはFacebook・X(Twitter)・Instagram・TikTok・YouTubeそれぞれの、基本的な機能を表にまとめました。比較してみましょう。
5大SNS機能比較表
国内のユーザー数 (MAU) |
ユーザー層 | 位置情報 | メッセージ | 通話 | フィードの仕組み | いいね!機能 | コメント機能 | シェア機能 | 投稿が届く範囲 | フィードに流れてきやすい投稿 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Facebook |
約2,600万人 | 10代△ 30代~〇 |
〇 | メッセンジャー | 〇 | おすすめ表示 | 〇 いいねボタン | 〇 | シェアボタン | 非友達にも届く | よく交流するアカウントの投稿 友達の投稿 友達がエンゲージメントした投稿 よく閲覧・エンゲージメントするジャンルの投稿 |
X(Twitter) |
約4,500万人 | 10~20代〇 | 〇 | DM | △ | おすすめ表示と 時系列表示 |
〇 ♡ボタン | 〇 | リポスト | 非フォロワーにも届く | フォローしている人の投稿 興味あるトピックの投稿 よくエンゲージメントするトピックの投稿 |
Instagram |
約3,300万人 | 20~40代〇 | 〇 | DM | 〇 | おすすめ表示 | 〇 ♡ボタン | 〇 | ボタン | 非フォロワーにも届く | 自分がよく閲覧・エンゲージメントするアカウント・ジャンルの投稿 よく交流するアカウントの投稿 フォローしている人の投稿 |
TikTok |
約1,700万人 | 10代◎ | 〇 | DM | × | おすすめ表示 | 〇 ♡ボタン | 〇 | シェアボタン | 非フォロワーにも届く | 自分がよく閲覧・エンゲージメントする動画に似た動画 |
YouTube |
約7,000万人 | 40~50代〇 | 〇 | なし | × | おすすめ表示 | 〇 高評価ボタン | 〇 | 共有ボタン | チャンネル登録者以外にも届く | 自分がよく視聴する動画に似た動画 |
上の表を項目ごとに分析してみましょう。
■ユーザー層
Facebookは10代が極端に少なく、ユーザー数も利用率も30代から年代ごとに上昇します。男性がやや多めで、5大SNSの中では60代の利用がもっとも多いのが特徴です。
X(Twitter)は20代がもっとも多く、年代が上がるほど男性の比率が上昇し、女性の比率を上回ります。
Instagramは20~40代が中心ですが40~50代の利用者も増加しています。どの年代でも女性比率が50%以上で、30代と40代では60%を超えています。
TikTokは10代がほかの年代より圧倒的に多く、次に20代が続きます。
YouTubeは若い世代の方が利用率は高いですが、MAU(アクティブユーザー数)は40代が最多となっています。
ユーザー数、利用率ともに年齢層によって違いはあるものの、そもそものMAUが他のSNSより圧倒的に多いことが特徴です。
■メッセージ
Facebookのメッセンジャーは「友達・友達以外」にも送信できますが、初回はメッセージリクエストを送信するのみで、メッセージリクエストを受け取った人が返信しない限り、やりとりはできません。
X(Twitter)のDM(ダイレクトメッセージ)は送信できる条件がいくつかあり、以下のどれか一つを満たしている場合、DMを送ることができます。
- 自分がフォローしているアカウント
- 過去にDMのやりとりの履歴があるアカウント
- DMを全員に許可している設定にしているアカウント
Instagramは基本的には誰にでもDM(ダイレクトメッセージ)を送ることができます。
自分をフォローしていないアカウントの場合、初回のDMでメッセージリクエストを送り、それを承認してもらう必要があります。
しかし相手が「リクエストを受信しない」に設定している場合、DMのリクエストも送信できません。
TikTokのDM(ダイレクトメッセージ)は、DMを初めて送信する相手の場合、自分がフォローしているアカウントでも、相手からフォローされていない場合は、メッセージリクエストを送り、相手の承認を得る必要があります。
その他、ダイレクトメッセージのプライバシー設定を許可しないに設定している場合は、そのアカウントにはダイレクトメッセージを送信できません。
YouTubeにはメッセージ機能はありません。
■通話
FacebookではFacebook Messengerの機能で音声通話とビデオ通話が可能です。
Instagramも音声通話とビデオ通話ができます。
X(Twitter)はプレミアム会員のみ音声通話とビデオ通話が利用可能です。
TikTokとYouTubeには通話機能はありません。
■フィードの仕組み
X(Twitter)はポストがおすすめ表示される「おすすめ」と、フォローしているユーザーのポストが時系列表示される「フォロー中」を切り替えることができます。
なお、デフォルトでは「おすすめ」になっています。
Facebook、Instagram、TikTok、YouTubeは時系列関係なくおすすめが表示されます。
■シェア機能
外部にシェアするボタンはどのSNSでも設置されていますが、X(Twitter)はアプリ内で共有するリポスト機能が存在することが特徴的です。
そのためポストの拡散効果が他のSNSよりも優れています。
Instagramのシェア機能では、外部シェアのほかにフィード投稿をストーリーにシェアできます。
TikTokには再投稿という、相互フォローをしているユーザー間で共有できる機能があります。
2. ユーザーは5つのSNSをどう使い分けているのか?
機能の違いを踏まえたうえで、次はユーザー視点で、それぞれのSNSをどう使い分けているのかを表にまとめました。比較してみましょう。
よく投稿される種類 | 位置情報 | ハッシュタグ | 繋がり | そのほかの特徴 | |
---|---|---|---|---|---|
Facebook |
テキスト リンク 画像 動画 |
〇 | 1投稿に1~2個 | 友達・仕事関係の人が中心 | 実名制でライフイベントや 仕事にまつわる投稿が多い |
X(Twitter) |
テキスト リンク 画像 動画 |
△ | 1投稿に1~2個 | 友達、共通の趣味を持つ友人・知人 | 匿名制 複数アカウントを使い分ける人も多い |
Instagram |
写真 動画 短尺のリール動画 |
〇 | 1投稿に複数付ける (最大30個) |
友達、興味・関心のある人 | インフルエンサーのフォローも盛ん。 情報収集にも利用 |
TikTok |
短尺動画 | △ | 1投稿に3~4個 | 興味に応じた知らない人が多い | おもしろ系・楽しい系・役立つ系の 投稿が多い |
YouTube |
長尺動画 短尺のショート動画 |
△ | 文化的にあまり根付いていない | まったく知らないクリエイターが多い | 主にインフルエンサーが投稿、 一般の人は閲覧のみ |
上の表を項目ごとに分析してみましょう。
■よく投稿される種類
FacebookとX(Twitter)は、テキスト+リンクや画像、動画を組み合わせた投稿が可能です。
X(Twitter)の無料アカウントは、日本語の場合最大140文字という制限があります。
Instagramは写真・動画がメインでテキストは1~3行ということも多く、通常投稿に加えてストーリーズ投稿も盛んに行われています。
昨今はInstagramのリール、TikTok、YouTubeのショートなど、短尺動画投稿が盛んに行われています。
■位置情報
位置情報はFacebookやInstagramで投稿の際に追加されます。
X(Twitter)、TikTok、YouTubeではあまり活用されていません。
■ハッシュタグ
ハッシュタグは媒体ごとに使い方がさまざまです。
X(Twitter)やYouTubeでは、ハッシュタグをつけることはできますが、文化的にそれほど根付いているわけではありません。
それに対してInstagramやTikTokでは複数付けることが多いという違いがあります。
SNSによって効果的なハッシュタグの個数や付け方があるので、ターゲットに合わせたハッシュタグの使用を心がけるとよいでしょう。
■繋がり
Facebookの繋がりはある程度面識がある人が多くなっています。リアルな人間関係の近況報告などに使われる傾向があります。
X(Twitter)では実際の友だちのほか、共通の趣味を持ったオンラインの友だち中心で、面識がない場合も多くあります。
Instagramでは実際の友だちのほか、興味関心に応じた繋がりがあり、有名人やインスタグラマーと呼ばれるインフルエンサーをフォローします。
TikTokとYouTubeはコンテンツへの興味関心でつながっていることが多く、配信者自身とのつながりは薄い場合がほとんどです。
3. 企業向けSNSの使い分け方
では企業がSNS運用をマーケティングに取り入れたい場合、どのソーシャルメディアを取り入れたり、どのように使い分けたりすればいいのでしょうか。
運用目的、使えるリソース、商品やブランド、運用体制によって最適な使い分けやアカウントを開設すべきSNSは異なります。
ここでは、「どのようなケースでは、どのSNSが有効なのか」について、ポイントを絞りながら一般論的にお伝えします。
広告予算を使えるなら、まずFacebookから検討
広告予算をかけられる場合、まずはFacebookから検討しましょう。Facebookはターゲティングに使える項目が多く、細かい設定が可能だからです。
注意したい点として、Facebookをよく活用しているユーザーは年齢層が高いことが挙げられます。自社ターゲット層とのマッチングは十分に精査しましょう。
ただし、Meta Business suiteやMeta広告マネージャからはInstagramにも出稿ができるので、一定以上の精度でInstagram上でのターゲティングも可能です。
FacebookやInstagramのユーザー層がターゲットと重なる、かつ広告予算をかけられるなら、まずFacebook活用が最適といえるでしょう。
写真や動画などの視覚的に魅力のあるコンテンツを量産できるなら、Instagramと相性がいい
ユーザー数が多いものからそうでないものまで数多くのSNSがある中で、Instagramは購買行動への影響力が強く、購買の意思決定のための情報収集に多く活用されています。
この点はインスタグラムの強みで、企業が本格的にアカウント運用する場合は魅力的なポイントです。
ショップ機能を装備しているので、Instagram内で集客から販売まで一気通貫して行うことができます。
これはオンライン店舗としても活用できるので、Instagramは消費財を扱う企業とすこぶる相性が良いです。
購買に結びつく可能性が高い点のみに注視するとInstagramは優先的に運用すべきSNSといえそうですが、商品やサービスによって相性の良さにかなり差が出ます。
インスタグラムは写真や動画といった視覚的なコンテンツがメインであり、クリエイティブの見栄えの良さや世界観が必要です。
そういったコンテンツを量産できるタイプの商品やサービス、運用体制を確保できるならInstagramは好相性です。
自由度が高い運用体制と投稿量を確保できるなら、X(Twitter)が効果的
リポストが簡単で盛んに行われているがゆえに、高い拡散力を持つ点がX(Twitter)の大きな魅力です。
いわゆるバズはもちろん、広告(プロモトレンド)なども使いながらX(Twitter)キャンペーンを実施することで、瞬間風速的に情報を広げて認知度を高めるといった手法も使えます。
テキストのみで投稿でき、それでも拡散されるケースもあるため、Instagramとは相性があまり良くない業態でも適している場合があります。
リアルタイム性が高い点も特徴的で、特にエンタメなど「同時に楽しむ」系のサービスと好相性です。
こういったX(Twitter)の魅力を企業として享受するためには、投稿量の確保とX(Twitter)流のコミュニケーションへの適応および、それを可能にする運用体制が重要です。
タイムラインの流れが早く、たくさん投稿しないとそもそも見られない、リーチできないため、まずはある程度の投稿量が必要となってきます。
その上で、いわゆる「X(Twitter)っぽいノリ」を取り入れられると、ユーザーから受け入れられ、人気アカウントになりやすいでしょう。
X(Twitter)で流行したネタに即座に便乗する柔軟性ある運用体制など、担当者に一定の自由度を持たせる方が適しています。
ネタっぽい投稿や、ユーザーとの気軽な交流など、「企業アカウントなのに親しみやすい」というイメージを持たれると、フォロワー数なども伸びやすいです。
ただし、X(Twitter)では炎上リスクも無視できないため、ガイドラインを用意するなど、あらかじめSNS運用におけるリスク管理体制が必要です。
アカウントが伸びれば拡散や認知拡大効果が高くなるため、投稿量や自由な運用体制を確保できるなら、ぜひ取り入れたいSNSです。
若い世代がターゲットで、動画素材と製作リソースが確保できるなら、TikTokが効果的
FYP(ForYouPage)にて基本的にどんなアカウントの投稿であっても非フォロワーにおすすめ表示され、バズる可能性を秘めているのがTikTokの特徴です。
トレンドになっている動画ジャンルや音楽を把握し、TikTokユーザーが好みやすい動画を作成することができれば、新規層へのリーチが可能です。
TikTokではフォロワー数の大小で拡散されやすさが大きく変わるわけではなく、アルゴリズムによって評価された投稿が拡散されるので、継続的に伸びる投稿を作成し続けることが、新規層にリーチし続けるコツです。
よって、TikTokに最適化した形で動画企画・撮影・編集するリソースがないとTikTokで成果を出すのは難しいでしょう。
とはいえ国内ユーザー数は右肩上がりに増加し続けており、特にZ世代の利用率は他の年代に比べ圧倒的であるため、ターゲットがZ世代などの若年層で、運用リソースを確保できるのであれば、検討する価値のあるSNSです。
動画投稿をするための豊富な素材とリソースがあるならYouTubeを検討
主要SNSの中でもユーザー数が多く、長尺の動画によって情報量の詰まったコンテンツを提供できるのがYouTubeの魅力です。
以前はチャンネル登録者数を伸ばさないと視聴してもらうのが難しかったのですが、現在では、短尺動画ショートとホームや関連動画のサジェスト機能で、非チャンネル登録者にも動画が表示されるアルゴリズムになっているため、ユーザーの興味・関心と動画内容がマッチしていれば、少ない登録者数でもターゲット層にアプローチすることが可能になっています。
しかし、5媒体の中で1番製作コストと運用リソースがかかるのがYouTubeです。
加えて長尺動画にしても薄くならない有益な情報量が必要となるため、継続的に動画企画を考えて撮影・編集するには莫大なコストがかかります。
自社内にそういった知見があるメンバーがいる場合や、YouTube運用を委託するだけの予算・リソースを抱えている場合には、他の媒体ではできないような濃いコンテンツを提供できるためYouTubeとは相性が良いです。
4. SNS別の運用方法のコツ
ここからは各SNSの特徴とアルゴリズムを踏まえて、運用のコツを解説していきます。
Facebookの運用方法
Facebookでは交流や対話を重視するアルゴリズムが強化されており、企業の投稿はオーガニックで届きにくくなっています。そのため先に解説したとおり、もっとも有効な活用手段は広告を使用することです。
それを踏まえた上ですが、Facebookをオーガニック運用する場合は、以下のポイントに注意しましょう。
- エッジランクにより投稿が時系列で表示されない
- 友達の投稿に加え、友達が「いいね!・コメント・シェア」した情報がよく流れてくる
- 実際の友達だけでなく、仕事上の関係の人とも繋がる
企業がFacebookページを運用する際に鍵になるのは、やはりエッジランクと友達の友達にまで投稿が届くコミュニケーションの仕組みです。
エッジランクにより、投稿のタイミングだけでなく投稿単体の評価が重要であり、またFacebookでは「○○さん(友達)がいいね!と言っています」といった形で、他人の投稿が流れてくることがよくあります。
実際、交流や対話を重視するアルゴリズムになっており、ファンとの距離だけでなく、ファンの先のコミュニティも意識した、コメントなどのコミュニケーションが発生しやすい投稿をしていく運用ができます。
Facebookの重要指標
Facebookのオーガニック運用における重要指標は「リーチ率」、そしてリーチ率を高めるために重要となるのが「エッジランク」です。
エッジランクとは、タイムラインにそれぞれのユーザーの興味関心にマッチした情報を表示するためのアルゴリズムのこと。
リーチはこのエッジランクによってコントロールされているため、たとえFacebookページのファン数が多くても、エッジランクが低ければリーチ率は下がってしまいます。
リーチ率を上昇させるためには、ユーザーのエンゲージメント獲得など、エッジランクを高めるための施策が必要です。
関連記事:
Facebook「リーチ」とは?リーチを伸ばすための運用方法を徹底解説
Facebook運用のコツ
1.投稿の改善
まずはエンゲージメント率(1投稿あたりのいいね数、コメント数、シェア数といったユーザーの反応)を上げることが重要です。
既存のコンテンツのブラッシュアップ、そしてよりユーザーを惹きつける新規コンテンツの導入をしていきます。
テキストのみより、画像や動画などの投稿のほうがリーチが伸びやすいと言われているほか、ライブ動画は表示される優先順位が高いアルゴリズムも判明しています。
逆に、外部サイトへのリンクが含まれるものは、Facebook内で完結するコンテンツよりも優先度が下げられます。
2.投稿タイミングの改善
投稿のリーチ率を上げるためには、投稿時間も重要です。エッジランクを決める要素には、投稿されてからの経過時間といいね!などのリアクションからの経過時間も含まれています。
最初に投稿のエンゲージメントを測定するために少人数のユーザーに配信される仕組みになっているため、よく投稿に反応してくれるユーザーがFacebookを開いている時間に投稿することが重要なのです。
一番リーチする曜日や時間帯を検証し、投稿のタイミングを改善してよりエンゲージメント率を上げましょう。
3.リーチの拡大
投稿内容と投稿時間の改善を通してエッジランクを高めることで、よりリーチが拡大してきたら、投稿に反応しているユーザーを検証し、コンテンツをブラッシュアップしていきましょう。
そのユーザーと近い人たちをターゲットとして、既存投稿をつかって広告出稿するのもひとつの手です。このときの広告の目的は投稿へのいいね!を促進としてください。
4.エッジランクの改善
こうしてエンゲージメントが得られる投稿のリーチを広げていくことで、エッジランクが改善されます。
エッジランクが高まると、ページにいいね!をしているのに投稿が届かなくなっていた休眠ファンにも再びリーチできるようになります。
5.リーチ率の上昇
こうしてエッジランクを高めることで、結果としてリーチ率も上昇します。
まずはエンゲージメント率を上げること、そして検証を重ねてリーチを上げることでエッジランクは高めることができます。
エッジランクを上げれば自ずとリーチ率も改善されていきますので、このリーチ率を重要指標として成果を測っていきましょう。
Facebookへの投稿頻度や時間帯
Facebookのエンゲージメントを増やすためには、ユーザーがFacebookを見ているタイミングで投稿することが重要です。
過去の調査によると、Facebookを見る時間帯は、「出社前」「帰宅後から就寝前まで」が多いようです。朝か夜、ターゲットユーザーにより適していそうな時間帯に投稿することで、リーチしやすくなるでしょう。
Facebookのニュースフィードにはアルゴリズムが導入されているため、投稿数をむやみに増やしてもリーチやエンゲージメントは増えません。
ターゲットユーザーに役に立つ、確実に反応が得られるような質の高い投稿を、数を絞って行いましょう。
テキストのみの投稿より、画像や動画の投稿のほうがリーチが伸びやすいと言われています。可能な範囲で取り入れてみてください。
関連記事:
Facebookに最適な投稿本数とは? 10業種50アカウントを徹底調査!
X(Twitter)の運用方法
X(Twitter)特有のポイントをあげてみましょう。
- 最新性を重視するためタイムラインでは24時間以内にされたポストが表示される(おすすめとフォロー中のタブで表示の切り替えが可能)
- リポスト機能で拡散されれば不特定多数に情報が届く可能性がある
X(Twitter)においてもっとも特徴的なのは、公開でつぶやいた内容がどんどんリポストされることによって、フォロワーのフォロワーすら超えてまったく知らない人にまで届くことが多々あるということです。
企業活用においても、良くも悪くもフォローしてくれている人以外にも投稿が届く可能性があるという、X(Twitter)特有のオープンさをつねに意識しておく必要があります。
また、プロフィールの信頼性やポストがプロフィール閲覧につながっているかという評価基準もアルゴリズムに含まれているため、フォローしたくなるプロフィールページの作り込みも重要です。
X(Twitter)の重要指標
X(Twitter)における重要指標は「インプレッション率」。インプレッションとはユーザーのタイムラインに投稿が表示された回数です。
X(Twitter)最新のアルゴリズムでは、投稿はフォロワー全員には露出せず、フォロワー/非フォロワーに関わらず、内容・トピックに興味・関心のあるユーザーに露出するようになっています。
つまり、ターゲットになるユーザーの興味・関心に沿った内容を盛り込んだ投稿を行い、インプレッション率を高めることが重要なのです。
X(Twitter)は最新性を高く評価するため、ある程度時間を開けて投稿すれば、ポスト同士がエンゲージメントを相殺し合うことは基本的にありません。
そのため、ユーザーのインサイトに沿ってポストの「質」を圧倒的に高めて、ポストの質を担保した上で「量」でも攻め、露出機会を増やすことでインプレッションを高めていきましょう。
X(Twitter)運用の勝ちパターン
1.投稿の改善
現在のX(Twitter)のアルゴリズムでは「誰が」投稿したかよりも、「どんな」投稿をしたかで誰に露出されるかが決定されるため、ターゲットユーザーたちが求める内容を投稿する必要があります。
X(Twitter)上で話題になっている「トレンド」を盛り込んだ内容や、X(Twitter)でインプレッションしやすい「〇〇の日」などのモーメントに便乗したようなポストをすることでインプレッション率の向上が期待できます。
また、本質的にはターゲットユーザーのインサイト(需要)を調査した上で、そのインサイトに訴求するような内容をポストに盛り込むことができればベストです。
関連記事:
消費者の隠れたニーズを掘り起こす。ソーシャルリスニングのやり方「インサイト調査」を解説
2.投稿タイミングの改善
インプレッションを獲得しやすい曜日や時間帯を検証します。そのデータに基づき、投稿本数を増やしていきましょう。X(Twitter)上の話題に乗ってトレンドになっているハッシュタグを使うなど、リアルタイムな投稿を心がけましょう。
3.インプレッションの拡大
プロモ広告の活用や、競合他社をフォローしているなど、親和性の高いユーザーをフォローする「アクティブフォロー」や、親和性の高いコメントにいいね!をする「アクティブアクション」をして、リフォローを狙いましょう。
投稿の内容が評価されるとはいっても、フォロワー数の増加はインプレッション獲得に直結します。
そのほかには「返信のブースト機能」を活用すると、返信の表示が上位に表示されるので、露出を増やして、インプレッションを拡大したい場合に有効です。
4.インプレッション数の増加
これまでの工程を通して、インプレッション率が改善されます。
まずはテキスト内容の見直し、そして投稿タイミングの改善などFacebookと共通するところはありますが、「質」×「最新性」を重視して積極的に投稿し、インプレッションを稼いでいきましょう。
アクティブフォロー、アクティブアクションなどは非常に基本的ですが有効な手段なので、継続して行いましょう。
X(Twitter)への投稿頻度や時間帯
時間帯では昼の11~13時、夜20~23時に反応率が高くなる傾向があるので、まずはこの時間を狙ってみるといいでしょう。
複数の投稿時間を試しながら、自社アカウントにもっとも合った時間帯を見つけるのが重要です。
投稿頻度に関して、Facebookの投稿が「質」で勝負するのに対し、X(Twitter)は「量」で勝負する必要があります。
フォロー中のタイムラインであれば基本的に時系列で表示されるので、投稿数が多いほどユーザーの目に触れる確率が高まるからです。最低でも1日1回、できれば2~3回以上投稿しましょう。
企業によっては、一日30回以上も投稿しているところもあります。
Facebookに比べると、X(Twitter)は、顔文字や記号を使い、より砕けた表現が好まれます。ユーザーと企業アカウントの距離が近いので、投稿内容も親近感がわくようなものだと受け入れられやすいです。
関連記事:
X(Twitter)に最適な投稿本数とは? 10業種50アカウントを徹底調査!
Instagramの運用方法
Instagramもまた、他の媒体とは違う点がいくつかあります。
- 写真や動画などのビジュアルコミュニケーションが中心
- ハッシュタグの活用が盛ん
- 若者の間ではInstagramの検索を活用して、情報収集する人も多い
Instagramでも、ホームや発見タブにてフォローしていないアカウントの投稿が多く表示されるようになってきました。大きなアカウントだとリーチのほとんどが発見タブ経由であり、ハッシュタグ検索からの流入割合は以前と比較すると極僅かになっています。
しかし、アカウントコンセプトや投稿内容をアルゴリズムに認知させるという目的において、ハッシュタグの活用は今なお重要です。
減少しつつあるものの、アカウント初期の頃の流入経路としては依然としてハッシュタグ検索が多いため、投稿に即した適切なハッシュタグを選定してつけることは継続しましょう。
Instagramは最大30個のハッシュタグをつけられるので、厳選しつつ複数のタグをつけてください。
またフォロワーからの投稿の評価とそのスピードで発見タブに露出していくか否かが決まるため、普段からストーリーズやインスタライブ等を活用してフォロワーをファン化しておき、フィード投稿へのエンゲージメントがすばやく集まるようにしておくことが大事になります。
Instagramでは投稿にリンクが貼れないため、Facebookのような商品やキャンペーン情報の投稿はあまり適切ではありません。
おしゃれ、楽しい、感動的など、ユーザーの視覚に訴える質の高い写真を使い、世界観になじむ投稿をしましょう。
その上で、獲得したフォロワーに対してストーリーズやハイライトを活用して商品・キャンペーンを訴求していくのが上策です。
Instagramの重要指標
重要指標は「エンゲージメント率」です。エンゲージメント率は、利用者にとって欲しい情報であり、「好きと欲しい」を意味するシグナルであるため、Instagramのアルゴリズムでは重視されています。
シグナルには大きく2つあります。
一つ目が「リレーションシップシグナル」で、アカウントとの繋がり度合いの高さを測る指標、二つ目が、「インタレストシグナル」で、コンテンツに対してどれほど興味・関心を示しているか(いいね、シェア、コメント、保存、ストーリーズ閲覧頻度)を測る指標です。
自社アカウントの投稿に対してエンゲージメント率が高いユーザーはこの2つの指標の両方で高く評価されることになります。
そしてエンゲージメント率が高ければ、リーチやインプレッションも伸びやすくなります。
まずはユーザーにエンゲージメントされる「質」の高い投稿をすること、Instagramの世界観を崩さずブランドを伝えていくことが大切です。
Instagram運用の勝ちパターン
1.質の高い投稿でフォロワーを集める
アカウントに関連するハッシュタグのフォロー、同じような内容を発信するアカウントのフォロー、投稿内容に沿った適切なハッシュタグの選定により、アルゴリズムにアカウントのジャンルと投稿内容のジャンルを認知させます。
次に、そのジャンルにおいて、できるだけ有益性・新規性・独自性の高い内容を投稿に盛り込みます。
投稿自体が伸びるためには、エンゲージメントの中でも保存と滞在時間が高く評価されます。なぜならこのような投稿はユーザーをInstagram内により長く滞在させることに貢献するためです。
そして、投稿がリーチしたユーザーにフォローしてもらうために必要なのがプロフィール遷移率です。
これは投稿を見たユーザーのうち、何人がプロフィールを訪れたかという数値で、投稿からフォローしてもらうためにはこの数値を高めることが大事です。
加えて、フォロー外のユーザーに投稿を届けるためにリールの活用も欠かせません。
投稿後すばやくエンゲージを得られたリールは発見タブにも表示されるので、はじめの数秒でエンゲージが得られるような工夫、その先も見てもらえる仕掛けをしましょう。
2.フォロワーのファン化
次に集めたフォロワーをストーリーズ・インスタライブ・DMでファン化させましょう。Instagramのアルゴリズムでは、投稿だけでなくこれらの機能で交流を持ったアカウントの投稿とストーリーズがホームで上位表示されやすくなります。
フォロワーのホームにおいて、自社アカウントのストーリーズができるだけ左側に、フィード投稿ができるだけ上部に表示されるには、これらの施策が有効です。
特にコメント・DMでのやり取りはアカウント同士の親密度という観点で高く評価されるため、コメント・DMをくれたユーザーにはいいねに加えて返信もして親密度を向上させましょう。
3.投稿内容とフォロワー教育でPDCAを回す
発見タブに露出しやすく、フォロー転換率の高い投稿作りと、フォロワーを教育して投稿へのエンゲージメントを上げて、投稿が発見タブで露出されやすいようなサイクルを作ることが重要です。
投稿作りに関しては、保存数やプロフィール遷移率が高かった投稿のインサイトを分析し、なぜ高い数値になったのか仮説を立てて、投稿を作り検証するというPDCAサイクルを回しながら運用しましょう。
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【Instagram広告運用】Instagram広告の種類・出稿方法・特徴を徹底解説!
Instagramへの投稿頻度や時間帯
投稿の量より質が重要です。
投稿頻度と時間については定期的な投稿を評価するアルゴリズムが効いているため、同じ投稿数であっても、一定の頻度で更新されているアカウントのほうが高評価を得やすいです。
Instagramと相性が良く、投稿ネタを作りやすいアパレルやコスメ系のブランドは1日2~3回程度、それ以外の業種であれば1日1回から一週間に3~4回程度というのが平均的です。
InstagramはX(Twitter)ほど最新性を評価していないため、1日に複数投稿すると、投稿同士のエンゲージメントが相殺し合う可能性があります。
ただし、投稿後のエンゲージメント率とその初速はその後発見タブで拡散していくための重要な指標になるため、閲覧されやすい曜日、時間帯を検証し、少しでも目に触れられる投稿タイミングを探るのは重要です。
関連記事:
Instagramに最適な投稿本数とは? 10業種50アカウントを徹底調査!
TikTokの運用方法
TikTokもまた他の媒体とは異なる特徴があります。
- FYPによる投稿のレコメンドが主流
- フォロワー数が少なくてもバズる可能性がある
TikTokでは30秒~1分程度の短尺動画が主流であり、FYP(ForYouPage)と呼ばれるおすすめタブでユーザー個人個人にカスタマイズされたおすすめ動画が表示されることが最大の特徴です。
TikTokの最大の強みはこの独自のレコメンドアルゴリズムであり、フォロワーが少数であっても動画の質が良ければ数百万人というユーザーに拡散される可能性を秘めています。
TikTokでは独自のアルゴリズムによって動画が評価され、段階的にユーザーのFYPに表示され、テストを繰り返して多くのユーザーに表示されていきます。
そのためTikTokにおいては、アルゴリズムが動画をどのように評価しているかの分析と、どのような投稿が今ユーザーに受けているのかという2つの観点から分析する必要があります。
TikTokの重要指標
TikTokの重要指標は「動画視聴完了率」と「平均視聴時間」です。
「動画視聴完了率」は動画を視聴した全ユーザーのうち、動画を最後までスワイプせずに視聴したユーザーの割合です。
「平均視聴時間」はその動画が1再生あたりに平均してどれくらいの時間視聴されたかという指標です。
動画視聴完了率が上がれば、基本的に平均視聴時間も上がるため、いかに動画を最後まで視聴してもらえるかを考えて動画作りを行う必要があります。
TikTok運用の勝ちパターン
1.開始1~2秒を特に意識した動画作り
TikTokでは30秒から1分程度の動画が多いですが、ユーザーは動画の開始1~2秒でその動画を見るか判断し、「見ない」判定された動画はすぐにスワイプしてスキップされてしまいます。
そのため開始1~2秒でユーザーの興味を引いて続きを見たいと思わせるために動画の冒頭でインパクトのある内容を持ってくる構成にすることが大事になります。
2.ハッシュタグを活用する
TikTokにもInstagramなどと同様にハッシュタグが存在します。
TikTokでは投稿につけられるハッシュタグ数に制限がなく、いくつでもつけることができます。
ただ、実際にはたくさんつけ過ぎると動画との関連性が薄くなって逆効果になるので、1~5個程度にしておくのが良いです。
ハッシュタグをつけることにより、
- ハッシュタグ検索された際に再生されやすくなる
- ターゲットユーザーのおすすめに表示されやすくなる
といった効果が期待できます。
ハッシュタグの選定については、再生回数100万回以上などの検索・視聴ニーズが高いと考えられるハッシュタグをつけましょう。
また、トレンドになっている人気ハッシュタグやハッシュタグチャレンジが開催されているハッシュタグは再生回数の増加に繋がりやすいため、ぜひ活用しましょう。
3.トレンドの分析
今TikTokでどんな動画が人気でトレンドになっているかの分析が重要です。
TikTokのメインユーザーはZ世代を中心とする若年層であり、トレンドの移り変わりが激しく、少し前だとバズった動画でも今ではバズらないということが当たり前に起こります。
そのためつねにアンテナをはり、どんな内容・構成の動画がトレンドになっているのかを意識しておく必要があります。
動画に使われる音楽のトレンドも重要です。
TikTokでトレンドになっている音楽をBGMに使用していると動画がバズりやすくなっているため、今TikTokでどんな音楽がよく動画に利用されているのかを分析し、投稿する動画に使用しましょう。
TikTokへの投稿頻度や時間帯
TikTokでは投稿ごとにFYPを通じてさまざまなユーザーにおすすめ表示されていくので、同じアカウントの投稿の視聴・エンゲージメントが相殺し合うということはありません。
そのため、1日に数投稿しても問題はないですが、TikTokでは量よりも質を重視して、できるだけバズる可能性の高い投稿をすることを意識した方が良いでしょう。
時間帯については11~13時、16~19時、22~24時頃がアクティブユーザーが多いと考えられます。曜日についても学校や仕事が休みである土日が一般的にアクティブユーザーが多いです。
実際のアカウント運用ではこれらを踏まえた上で、アカウントのインサイトを使って視聴ユーザーがアクティブな曜日や時間帯を分析して投稿日時を決めるのが良いでしょう。
YouTubeの運用方法
YouTubeはユーザー投稿型の動画配信プラットフォームであり、エンタメ系のいわゆるYouTuberの動画だけでなく、ビジネス・教育などのジャンルの動画も多く配信されていて、ユーザー層は幅広く、ユーザー数も多数です。
以前はチャンネル登録しているアカウントの動画を視聴する人が多かったですが、現在ではホームや関連動画としてチャンネル登録していないアカウントの動画も多く表示され、視聴されるようになっています。
YouTubeは他のSNS媒体と異なり、よりコンテンツネットワークが重視されるプラットフォームのため、
人間関係ではなく、ユーザー自身の興味・関心に最適な動画が表示されるアルゴリズムになっています。
YouTubeの重要指標
YouTubeでは動画が最後まで視聴された割合である「視聴完了率」と、コメント、高評価、シェアなどの「エンゲージメント数」が重要な指標になります。
視聴完了率の良い動画は多くのユーザーにレコメンドされて拡散され、視聴完了率が落ちると徐々に拡散が落ち着いていきます。
YouTubeではこれらの動画のパフォーマンスを測る指標と、ユーザーの興味・関心や過去の視聴履歴などから最終的におすすめ表示する動画を決定しています。
動画に含まれる情報量と動画時間のバランスが取れていると、視聴者を飽きさせず、再生時間を伸ばすことができるでしょう。
YouTube運用の勝ちパターン
1.投稿内容の統一とクリック率の高い動画作り
1つのチャンネルでバラバラの内容の投稿をしていると、アルゴリズムの評価が低くなるだけでなく、チャンネルを訪れたユーザーの登録率も下がってしまうため、1つのチャンネルの中で投稿内容はある程度統一させておきましょう。
次に、動画がユーザーのホームや関連動画に表示されてもクリック率が低ければ、動画の質や関連性が低いと判断され、その後レコメンドされにくくなってしまいます。
反対に、クリック率が高ければ、その後もレコメンドされやすくなります。
クリック率を上げるために重要なのは主にタイトルとサムネイルの2つです。両方とも大事ですが、人間は文字よりもが画像情報をより重視する傾向があるためサムネイルは特に意識して作りましょう。
2.エンゲージメントの訴求
動画を誰に表示するかは、ユーザーの興味・関心などのパーソナライゼーションと動画自体の評価であるエンゲージメントの2つです。このうち動画投稿者に改善余地があるのはエンゲージメントです。
シンプルな施策では「コメント・高評価」お願いしますと動画内で訴求するのが効果的です。
動画内での話に絡めて「みんなの意見もコメントで教えて」のように、具体性のある内容でコメントを呼びかけるのは、より効果的です。
3. YouTube Short(ショート)の活用
YouTubeの短尺動画機能であるYouTubeショートも有効に活用しましょう。
ショートのメリットは、短尺なので隙間時間などでも閲覧でき、長尺動画に比べて視聴の心理的ハードルが低いことが挙げられます。
気軽に視聴しやすいショートではカジュアルで興味を引くようなコンテンツをあげて、そのチャンネルのメインコンテンツである長尺動画に誘導するという使われ方もよくされています。
一方、長尺動画はごくわずかでほとんどがショート動画というチャンネルも存在します。
このようなチャンネルはYouTube自体を集客用の媒体と決めて、他の媒体やWebページへの誘導を主眼に置いているというパターンが多いです。
ショートでは短尺動画であることもあり、TikTokと同様に「視聴完了率」の高い投稿が評価されます。そのため、開始1~2秒での離脱を防ぎ、動画を最後まで見たくなる構成を考えた企画が重要です。
YouTubeへの投稿頻度や時間帯
他の媒体と同様に、一般的には17〜21時頃が1番アクティブユーザーの多い時間帯ですが、チャンネルのターゲットやペルソナによって最適な投稿の時間帯は変わります。
そのためYouTubeアナリティクスを分析して、もっともユーザーが視聴しやすいと思う時間帯に投稿しましょう。
ユーザーが見やすい時間帯に投稿することで、動画の再生とエンゲージメントの初速を上げることで、拡散されやすくなります。
投稿頻度については、YouTube動画を量産することは基本的に難しいため、企業活用であれば週1回程度を目安に継続して上げ続けるのがよいでしょう。
投稿頻度が低すぎると、動画を投稿しても見てもらえなかったり、チャンネル登録と再生数が伸びなかったりすることが考えられます。
その結果、このようなチャンネルのアルゴリズムの評価は低くなるため、動画が拡散されにくくなってしまいます。
そのため可能な限り投稿頻度をあげ、継続して動画投稿をすることが大切です。
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5. Facebook、X(Twitter)、Instagram、TikTok、YouTubeをうまく使い分けている事例
SNSの特徴をうまくつかみ、効果的に使い分けている企業を紹介します。
事例① ニトリ
お手頃価格の家具やインテリア雑貨で人気のニトリのそれぞれのSNSアカウントを紹介します。
フォロワーは約17万人、ほとんど毎日投稿しています。自社商品の紹介を通常の投稿とリールでうまく使い分けているところが特徴です。
SNSの中でも比較的メインユーザーの年齢層が高いこともあり、丁寧な画像付きのわかりやすい投稿が目立ちます。
投稿のポイント
https://www.facebook.com/share/p/hZRSLdQjz3Uyor9F/
テキストのみの投稿よりも、画像や動画を組み合わせた投稿が効果的なことを活かし、公式サイトと同じくらいの画像数や情報量をひとつの投稿に盛り込んでいます。
季節に合わせて、ユーザー興味を示しそうな商品をタイミングよく投稿することで、ユーザーの購買行動を促す効果があります。
X(Twitter)
フォロワーは約185.6万人で、投稿頻度はほぼ毎日、一日に2~3回投稿しています。主な投稿内容は、自社商品の紹介やそれに絡めたアンケートやクイズなど、X(Twitter)によく見られる投稿スタイルです。
UGCの活用が盛んで、ユーザーが自社商品の感想などをポストしたものを「素敵な投稿ありがとうございます!」という文を添えて引用リポストしている投稿も多く見られます。
投稿のポイント
https://x.com/NitoriOfficial/status/1809829700170113080
ユーザーの投稿を引用リポストすることで実際の使い方がわかり、より商品のイメージが伝わりやすくなります。
UGCを利用は、コンテンツを新たに作成する必要もなく効果的に商品訴求ができるメリットがあります。
公式アカウントが投稿を見ているということがユーザーに伝わり、企業に対しての親近感や信頼度が増し、ファンを増やす効果も見込めます。
フォロワーは約148万人で、投稿頻度はほぼ毎日、一日に2~3回投稿しています。自社商品の紹介投稿がほとんどを占めます。
インフルエンサーとのタイアップ投稿も頻繁に行っていることも特徴で、それらの投稿はいいねや再生回数が大きく伸びています。
画像はフィード画面に並ぶことを意識して作られているので統一感があり、何についての投稿なのかが一目でわかる工夫が見られます。
投稿のポイント
https://www.instagram.com/stories/highlights/18244159891247334/
Instagramのストーリーズは、フォロワーのホーム画面の上部に表示され、ここで親密度を高めることで、アルゴリズムによってフィードの上位に表示されると述べましたが、ニトリはそのストーリーズの特徴を上手に活用しています。
期間限定のセール情報や、インスタライブの告知などをストーリーズで投稿しています。この時クリックを促すことで親密度が高まり、フォロワーのフィード画面でも上位に表示されるようになります。
そのほかにもインスタライブの視聴へ誘導したりして、継続的にファンとの関係性を深めています。
TikTok
フォロワーは約45万で、ほとんど毎日投稿しています。主な投稿内容は、ナレーション入りの商品紹介動画です。
キャプションも入っているので、音を出せない環境で見ているユーザーも気軽に視聴できて、ユーザーの離脱を防ぐ工夫がされています。
ナレーションもZ世代がメインユーザーであることから、友達との会話で、「コレおすすめだよ!」と言われているかのような口調のものが多く、押しつけ感がないところも好感が持てるポイントです。
投稿のポイント
https://www.tiktok.com/@nitori_official/video/7374701563241139473?lang=ja-JP
動画の冒頭で「もうここから離れられない」という心地よさを訴求した画像とナレーションで、ユーザーを惹きつけ、疾走感のある音楽とともに17秒の動画はあっという間に終了します。
しかしその17秒間に、必要な訴求ポイントを盛り込んで、上手に動画をまとめています。
短い動画なので、あれ?これいいかも!気になる!と思ったユーザーは複数回視聴するかもしれません。コメントが付くと動画の評価を上がるので、質問のコメントへの返信をして、コメント欄の活性化を図っています。
YouTube
チャンネル登録者数は約98,700人で投稿頻度は通常の動画とショートで週に3~4回程度です。商品紹介動画のほとんどは1分前後で使い方を説明する訴求動画です。
インフルエンサーコラボ動画も複数あり、10分程度のものが多く、それらを短く1分程度にまとめたものも同時に投稿されています。ショートはTikTokで再生回数が多いものをYouTubeでも投稿しているようです。
投稿のポイント
https://www.youtube.com/watch?v=kIlxYlQdNYw&list=PLAguEPgRwoUw_JZt93JZ1V_GAtbmkJ8oF&index=6
収納系インフルエンサーとコラボした商品紹介動画です。10分近い動画の中で、自社商品と収納術を紹介しています。
動画内で複数の商品の名前と品番をわかりやすく記載しているうえに、動画の概要欄には公式サイトの商品のURLも記載されているので、気になったらすぐにオンラインで購入可能です。
動画の概要欄にはタイムスタンプがついているため、確認したい商品の箇所をすぐに再生でき、動画内で探す手間がかかりません。
商品のデモ動画や解説動画はYouTubeとの相性がよいですが、長めの動画を投稿する際には、このような工夫をすることも視聴するハードルを下げるのに有効です。
事例➁ スシロー
人気回転寿司チェーンのスシローも5つのSNSを運用しています。
フォロワーは約3.2万人で、投稿頻度は多くなく、月に2~3回程度の投稿です。
主にイベントに関連した限定メニューの告知などを、季節ごとの旬のネタや食材を取り入れたメニューの画像や、コラボしている人気アニメやゲームの画像と一緒に投稿しています。
投稿のポイント
https://www.facebook.com/share/p/VFwCBSQQM2YoLiBa/
歴史のある人気ゲームとのコラボキャンペーンの告知投稿です。懐かしさを感じるゲーム画面らしいドットのフォントや画像が多くあり、主にこのゲームを楽しんで育った40代前後の世代はFacebook利用率も高いので響く投稿です。
このようにSNSごとの主要なユーザーの年齢層を見極め、投稿するコンテンツを選ぶとよいパフォーマンスが期待できるでしょう。
X(Twitter)
フォロワーは約197.5万人で、ほとんど毎日複数回投稿しています。主な投稿内容は、イベント告知、お得なキャンペーン情報、メディア出演情報などです。
X(Twitter)特有のネタ投稿やクイズなども多く見られ、運用に力を入れていることがうかがえます。
投稿のポイント
https://x.com/akindosushiroco/status/1810841368706830694
これは当日スシローがテレビで紹介されることを告知している投稿です。リアルタイム性の高いX(Twitter)の特徴を活かしています。
リポストを促し、短時間でフォロワー以外のユーザーにもリーチするような仕掛けをしています。
フォロワー数は約12.5万人で投稿頻度は多くなく、月に2~3回程度です。限定メニューやコラボキャンペーンの告知などを画像とリールで投稿しています。
アニメやゲームとのコラボコンテンツも多いため、クリエイティブは手が込んでいて印象的なものが多く見られます。
投稿のポイント
https://www.instagram.com/reel/CoqcLUKvIqE/
旬の蟹のおいしさを訴求したリールが再生回数といいねの数を伸ばしています。
動画でしか伝えられない魅力と、静止画でしっかりと必要な情報を伝える、Instagramのよいところを活かしたメリハリの効いた投稿です。
コメント欄が蟹の絵文字であふれにぎわっている様子を見ると、フォロワーが企業のファンになり、親密度を上げられているよい例と言えるでしょう。
TikTok
フォロワーは約19万人で、週に3~4回投稿しています。
旬の限定メニューの紹介や、コラボキャンペーン告知のほか、TikTok特有のテンポの良い10秒程度のお寿司をメインにした動画を投稿しています。
スシローをより楽しむための裏技や豆知識の動画も人気です。
投稿のポイント
https://www.tiktok.com/@akindosushiroco/video/7077124766615735553
まぐろを塩でおいしく食べる方法の紹介動画が再生回数を伸ばしています。
動画を見た人は、誰かに教えたり、次にスシローに行ったときにやってみようと考えたりするなど、気軽に次の行動に移しやすい内容が人気のポイントです。
TikTokでは「~の方法教えるよ」のような、教育的内容の動画も人気で、「#TikTok教室」という人気ハッシュタグが存在します。
人気のハッシュタグやトレンドを意識したハッシュタグを絡めた内容の動画を投稿することも成功の要因となるでしょう。
YouTube
チャンネル登録者役4,400人で、2023年10月の投稿を最後に、更新されていないようです。
TikTokで投稿されているショート動画の投稿が多く見られます。
投稿のポイント
https://www.youtube.com/shorts/yv1Pc-3feAU
TikTokに投稿された動画をYouTubeショートにも投稿しています。TikTokと同様に、短くすぐに視聴が終わるので高い動画視聴完了率を維持できます。
人気のイベント告知動画を入り口に、それ以外の投稿も関連動画として露出させる効果が見込めます。
事例③ ほっともっと
持ち帰りのお弁当で親しまれているほっともっとのアカウントです。Facebookのアカウントは2023年に終了になっているので、それ以外のSNSについて解説します。
X(Twitter)
フォロワー数は約95.2万人で、ほとんど毎日投稿しています。主な投稿内容は、おすすめメニューの紹介や、キャンペーンの告知、公式アプリに誘導するクーポンの配布などです。
X(Twitter)の投稿らしく、絵文字や飾り文字を上手に使い、たくさんの投稿に埋もれないように工夫しています。
投稿のポイント
https://x.com/hottomotto_com/status/1813740470603780167
毎日応募できるキャンペーンを定期的に行っています。フォローとリポストだけで応募できる気軽なものがほとんどなので、新規フォロワーを呼び込むのに効果的です。
定期的にキャンペーンを行うことで、新規のフォロワー獲得と同時に、継続的にフォローしているファンを離さない効果もあります。
キャンペーンを頻繁にできない場合でも、X(Twitter)は投稿量で勝負していくことが成功のひとつのポイントなので、定期的に投稿しユーザーのタイムラインへの露出機会を増やしていきましょう。
フォロワーは約9.8万人でほとんど毎日投稿しています。
おすすめメニューの紹介や、キャンペーンの告知、クーポン情報などが見られます。画像の他にリールの投稿も多く見られます。
投稿のポイント
https://www.instagram.com/reel/C91kNJuyBrC/
期間限定で毎年出ている人気メニューの紹介動画です。画像ではわかりにくい、スープの滑らかさが動画だと伝わりやすく、よりおいしそうに見せています。
動画は7~8秒で、画像を見ている時間と変わらないのに、訴求力は画像よりも高く、2024年7月時点では200万回近く再生されています。
商品やサービスの特性によって画像投稿と動画投稿を使い分けて訴求力を高めている事例です。
TikTok
フォロワーは21.6万人で週に4~5回投稿しています。主な投稿はおすすめメニューや人気メニューのおいしい食べ方の紹介動画です。
コメントが寄せられている投稿も多いですが、アカウントがときどきコメントへの返信を行っていて、フォロワーとのコミュニケーションも意識して運用しています。
投稿のポイント
https://www.tiktok.com/@hottomotto_com/video/7385483407888747784
「この食べ方知ってる?」「もう食べた?」など疑問形で始まる動画が多く、開始1~2秒でユーザーの注意を惹き、動画は10秒程度であっという間に終わるので、高い動画視聴完了率になるよう作られています。
訴求するポイントが絞られていてわかりやすいため、ユーザーが気軽に試してみたいという気持ちになり、購買につながる可能性が高まります。
YouTube
フォロワー数は約7,930人で週に1回程度投稿しています。主な投稿内容は、TVCMやCMメイキング映像、お弁当作りに密着する動画、ほっともっとの店舗がある街の紹介動画です。
1分以上のショート動画はTikTokで投稿されているものをYouTubeにも投稿しています。
投稿のポイント
https://www.youtube.com/watch?v=W5gXyVyEtfE
お弁当作りに密着するシリーズは、ほっともっとの人気メニューを作っている様子を動画にしています。
ナレーションやテロップなどもなく、油で揚げ物を揚げる音や、中華鍋で野菜炒めを作るおいしそうな音が食欲を刺激します。調理からパックに詰めて袋に入れ、提供される直前までの流れは臨場感に溢れています。
ショート動画のようにテンポよく進める編集がなく、よりリアルでライブ感のある動画は、YouTubeと相性がよく、SNSの特徴を活かした投稿事例と言えるでしょう。
事例④ サントリー
日本を代表する飲料メーカーのサントリーが運用するSNSアカウントを解説します。
フォロワー数は約77万人で、週に3回程度投稿しています。主な投稿内容はイベント情報が多く、協賛している美術展の情報や、企業活動の広報のような内容も含まれます。
すぐにユーザーの購買行動につながる投稿というよりも、詳細のリンクに誘導して企業理解を深めてもらうことでファンを獲得しようということが狙いのようです。
投稿のポイント
https://m.facebook.com/story.php?id=100064817886248&story_fbid=889513889885866
ファンが多いサントリーのウイスキーの蒸溜所便りが定期的に投稿されています。
Facebook は40代以降のユーザーが多いため、ウイスキーのファン層と一致していると考えられます。
そのほかにもSDGsについての投稿や、社員インタビュー記事など、企業について知りたいと考えているユーザーに向けたじっくり読んでもらう投稿も見られます。
各SNSのユーザー層を理解して、投稿する内容を考えている事例と言えるでしょう。
X(Twitter)
フォロワー数は224.4万人で、ほとんど毎日投稿しています。複数回投稿している日もあります。
フォローとリポストで応募できるキャンペーンや、新商品情報とクイズを絡めた投稿、「いいね」と「リポスト」を促す投稿が多く見られます。
投稿のポイント
https://x.com/suntory/status/1812774107081068692
X(Twitter)らしい投稿のクイズですが、少しひねりを加えていて絵文字での回答を促しています。さらに選択肢にネタ回答を仕込ませてX(Twitter)特有のノリをうまく活用しています。
ユーザーが楽しめるエンタメ投稿もX(Twitter)の特徴なので、よくあるクイズも少し工夫をして独自性を出していけば、ユーザーからの反応は一層よくなりそうです。
フォロワーは約22.2万人で投稿頻度は多くはなく、週に1回程度投稿しています。お酒に合うおつまみのレシピや自社商品の楽しみ方を紹介しています。
さまざまなクリエイターとのコラボ投稿をするなど、動画の種類が単調にならないような工夫も見られます。
投稿のポイント
https://www.instagram.com/p/C8JtUdZxskJ/
料理の投稿をしているクリエイターとのコラボ投稿動画です。まず、さまざまなタイプのクリエイターとのコラボをすることで、新規のユーザーに露出するチャンスが多くなり、ファンの獲得につながります。
さらに、レシピ紹介動画のよいところは、動画で料理の手順を紹介し、キャプションに材料を記載しているので、作ってみたいと思ったユーザーに投稿の保存を促せるところです。
保存訴求は、手順の解説や後から見返して確認したい情報の投稿と相性がよいでしょう。ユーザーが投稿を保存することで、エンゲージメントの向上が見込めます。
TikTok
フォロワーは約1.3万人で投稿頻度は不定期で、1日に複数回投稿することもあります。
10代のユーザーが多いSNSなので、アルコール関連のアカウントと分けて運用しています。CM動画や、CMに解説のキャプションを加えた動画が多く見られます。
投稿のポイント
https://www.tiktok.com/@suntoryfoodstiktok/video/7384234571799235858?lang=ja-JP
1本30秒程度のアニメーションCMシリーズが投稿されています。
独特の世界観でユーザーを引き込み、「これ広告なんだ」というコメントが寄せられているように、よい意味でCMらしさが薄く、コメントも商品に対してではなくアニメや登場キャラクターについての感想がほとんどです。
おもしろい動画が見たいというTikTokユーザーの欲求を満たせば、企業に興味がなくても動画は拡散されていき、結果的に企業や商品に対する興味や好感が生まれる可能性を秘めています。
YouTube
チャンネル登録者数は36.6万人で週に4~5回投稿していて、シリーズものなどは1日に複数回投稿されることもあります。
主な投稿内容は、テレビで流れているCMのロングバージョンや商品を絡めたショートドラマ、企業の取り組みなどの活動についての動画です。
投稿のポイント
https://www.youtube.com/watch?v=h4BOdmU02iE
実演販売士のレジェンド松下さんが、商品をプレゼンする動画が再生回数を伸ばしています。
動画の長さは3分程度で、レジェンド松下さんのテンポのよい抑揚のある語りと、効果的なテロップや図などを織り交ぜて、説得力のある動画になっています。
ある程度時間をかけて伝えたほうが効果的な情報や解説動画、ドラマ仕立てのCMなどはYouTubeと相性がよく、ユーザーに見てもらいやすくなります。
6. まとめ
5つのSNSの特徴とユーザーの動向、使い分けの考え方などをまとめました。
それぞれ投稿の並び方や投稿が届く範囲・ユーザーが求めるものなどが違うので、異なるソーシャルメディアメディアでは別々のタイミングで違った内容・形式の投稿をしていくことが重要です。
Instagram とFacebook、X(Twitter)、TikTokを連携して投稿をまとめたい方へ
本質的にはそれぞれの媒体でコンテンツを作り分けて適した形で配信すべきですが、「どうしても連携して投稿を効率化したい」という方向けに、Instagram とFacebook、X(Twitter)、TikTokを連携する方法も下記にまとめています。
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部
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