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Twitter・Instagramで注目されるハッシュタグ、Facebookでの使い方を考える。

   


■ハッシュタグ、うまく使えていますか?

ハッシュタグ、使ってますか?

こんにちは、ソーシャルメディアラボの渕上です。

2013年6月に始まった、Facebookでのハッシュタグ機能ですが、みなさんは上手く使えているでしょうか?Twitterやinstagramでは盛んに使われているようですが、ことFacebookにおいてはあまり実例が見当たらないのが正直なところ。

今回ラボでは、Facebookにおけるハッシュタグの基本的な使い方から、メリット・デメリット、ユーザーが想起しやすいハッシュタグなどについて調査を行ないました。

使うSNSによってハッシュタグの使い方は大きく変わります。TwitterやinstagramでうまくいったことがFacebookでうまくいくとは限らないので、FacebookというSNSに適したハッシュタグの使い方をラボで模索してみました。

    ■目次
     1.そもそも、ハッシュタグって何?
     2.良いハッシュタグ・悪いハッシュタグ
     3.ハッシュタグの使い分けと併用
     4.SNS間をつなぐハッシュタグ
     5.おまけ:ハッシュタグの歴史

そもそも、ハッシュタグって何?

まずはカンタンにハッシュタグについて解説しておきます。

投稿にハッシュタグを記載するには、文章を打ち込む欄に半角で「#」と入力し、続けてハッシュタグに設定したいワードを入力するだけでOKです。詳しくは下の画像をご覧ください。

ハッシュタグ入力見本

ハッシュタグをクリックすると、同じハッシュタグをつけて投稿された記事をまとめて閲覧することができます。Facebookのタイムラインは基本的に時系列で流れていく上に、コンテンツを検索する機能が無いため、一度見失ってしまったらその記事を探しだすのに難儀しますよね(ちなみに検索窓からハッシュタグ自体の検索は可能です)。

ハッシュタグは過去の投稿であっても横断的に引っ張ってくるので、特定の話題やイベント・ブランド等を追いかけるのに使ったり、自分で発信した記事をグルーピングするのにも使えます。

だからといって大量にハッシュタグをつけるとゴチャゴチャしてうるさくなりますし、「見て見て!」アピールをしているようで宣伝色が強くなり、敬遠される恐れもあります。

それでは、Facebookにおいてハッシュタグをどう使うのがいいのでしょうか?

良いハッシュタグ・悪いハッシュタグ

ハッシュタグをつけるネーミングには3パターン考えられます。ひとつは広く一般的に使われる固有名詞で、ふたつめは特有のブランド・サービス・商品などの名前です。最後はトレンドですね。例えば今の季節でしたら#桜開花情報などが適しているでしょう。

ただしあまりワードが長くなると、少しのワード選択の違いで別のハッシュタグ扱いになってしまい、検索に引っかからなくなってしまうことも考えられます。桜開花情報であれば、#桜 #開花 #花見などと分けるのも手ですね。

何を選ぶにしろメリット・デメリットがあり、使い分けや併用することで効果を発揮すると考えられますので、ひとつずつ解説していきたいと思います。

一般的な名詞・固有名詞

誰でも知っているありふれた言葉をハッシュタグに使うメリットは、誰でも知っているがゆえに検索されやすいことでしょう。例えば#料理、#旅行、#ドライブ、#ドラマなどが該当します。

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検索されやすいとはいえ、そもそもの母数が大きすぎるために多くの投稿が引っかかり、結果埋もれてしまって見つけられない…という恐れは十分にありますね。しかも前述のとおり検索結果は時系列で並ぶわけではなく、Facebook特有のアルゴリズムで抽出されるため、いいね!をしてくれているユーザーの投稿が上位にあがってきやすいのではと想定されます。

ざっくりとした範囲で、大きく緩くファン予備軍を囲うのにが向いているのではないでしょうか。

特定のブランド・サービス・商品名

例えば「#コーヒー」ではなく「#‎starbucks‬」、「#ニュース」ではなく「#nhk24」、「#ゲーム」ではなく「#パズドラ」と設定することで、よりコアなターゲットを抽出することが可能です。集まる情報もピンポイントですし、ズレもほとんど無いでしょう。

スターバックス

デメリットは、明確にそのブランドやサービスを知らない人は検索のしようがないためリーチすることができず、ファン層を拡大するのには向いていないということでしょうか。逆にいえば、クーポンやキャンペーンを打つのには適していますね。

トレンド

検索においてトレンドを抑えるのは常套手段です。季節のイベントや恒例行事、時事ネタなどは当然ながら検索されやすいものですし、ハッシュタグとして設定しているFacebookページもあるでしょう。ただ、濫用すればいいというわけでなくそのハッシュタグが投稿と合っていて、しかもブランドイメージを壊すようなものではないか気をつけましょう。

花見

全国的なイベント(クリスマスやハロウィンなど)は投稿自体のネタが被ることも多いでしょうし、下手にハッシュタグで一覧されてしまうとネタが悪かったりした際、イメージダウンに結びつく可能性もあります。

最近はFacebookを友だちの近況把握ではなく、ニュースキュレーションアプリのように使っている方も多いのではないでしょうか。最新ニュースはFacebookでと考えているユーザーは、ハッシュタグを使って情報収集しているかもしれませんし、そういったユーザーの検索に引っかかるようなハッシュタグを設定できるといいかもしれませんね。

ハッシュタグの使い分けと併用

このみっつはどれも使い道があり、扱っているサービスや商品によって使い分ける必要があります。また、ハッシュタグをわざわざ設定するからには、ユーザーに何かしらのメリットを提示しなければなりません。ただでさえFacebookでは広告っぽい宣伝色の強い投稿は嫌われる傾向がありますし、いかにも「押して押して!」感があると引いてしまいます。

Twitter・Instagramのハッシュタグと、Facebookのハッシュタグでは明らかに使用法が違うんですね。例えばTwitterでは大喜利やネタ系のハッシュタグが多く、Instagramでは元々ハッシュタグをつけなければならない仕組み上、とにかくたくさんハッシュタグをつける傾向にあります。

その点Facebookでは、「シンプルでわかりやすいものを、少しだけ」つけるのが好まれるようです。

タグはシンプルに

明確な正解があるわけではありませんが、例えば以下のようなハッシュタグであれば、ユーザーにメリットを提示したままクリックさせることが可能ではないでしょうか?

リンク先を想像しやすく、クリックする抵抗の少ないハッシュタグ

#桜開花情報
#花火大会
#バレンタインチョコ
#ハロウィンコスプレ

季節ごとのイベントをイメージしたハッシュタグは、比較的クリックするのに抵抗が少ないワードであると考えられます。それはリンク先を想像しやすいということもありますし、Facebookユーザーは実生活で行なうイベントの写真をシェアすることに抵抗が少ないと考えられるためです。

Twitter、Instagram、Facebookはそれぞれ利用しているユーザーのクラスタ(集団の層)が違うため、適したハッシュタグも違うと思った方がいいですね。

明確にメリットがあるとわかるハッシュタグ

#二日酔い対策
#ニキビケア
#ヘアアレンジ解説
#地震速報

いわゆるコンプレックス系のハッシュタグは、クリックして得られるメリットがわかりやすいため導入する意義はあるかと思います。Facebookの投稿にはいいね!をしにくいコンプレックス系コンテンツですが、ハッシュタグをクリックしてもらうのは比較的敷居が低いと考えられます。

ただ、どうしてもPR感が出てしまうので、似たハッシュタグをずらずらと並べると鬱陶しく見えがちです。そこは気をつけたほうがいいですね。ユーザーに明確なメリットを提示できるハッシュタグであれば、利用を検討してみてはいかがでしょうか?

具体的な地名・場所を混じえた、想起しやすいハッシュタグ

#ハワイ便予約状況
#◯◯試写会情報
#USJフォトレポート

ニッチにユーザーを取り込みたいのであれば、具体的な地名や場所の名前をハッシュタグに入れるのも面白いかもしれません。

多くのクリック数は見込めないかもしれませんが、明らかに興味があったり需要を感じてクリックするでしょうから、エンゲージメントを狙うのであれば検討の余地はあるでしょう。リアルな店舗や現場のある仕事であれば、より効果的に使えそうですね。

SNS間をつなぐハッシュタグの未来

Facebook、Twitter、Instagram、Tumblr、Vimeo、Flickr、Pinterestと、もはやSNSでハッシュタグの使えないものはないと言えるほど、当たり前の存在となったハッシュタグ。その中でもハッシュタグを使うことが前提につくられているInstagramの躍進は、今後ハッシュタグという文化が根付く予兆のようにも感じられますね。

みなさんご存知の通りInstagramはFacebookの傘下にあるサービスですから、今後何かしら連携していくことも大いに考えられます。そんな中、1つのハッシュタグを各SNSで追うのは面倒であることから、SNSを横断してハッシュタグ検索ができるWebサービスも生まれています。

Hstags

例えばこの「Hshtags」というサービスでは、Facebook、Twitter、Instagram、Tumblr、Vimeo、Flickrの6種類のSNSを横断してハッシュタグ検索が可能です。

ログインせずとも利用は可能ですが、無料登録してログインすれば、よく使うハッシュタグをリスト登録しておくことができたり、リアルタイムで情報更新されるようになり非常に便利です。

ただ、日本語のハッシュタグには対応していないので、今後日本語に対応したハッシュタグ横断サービスが生まれてくれば、なおのことSNSにおけるハッシュタグ文化が根付いていくのではないでしょうか。

Facebookでハッシュタグが使えるようになってもうすぐ2年。そろそろFacebookでもハッシュタグの利用は当たり前になる!・・・InstagramやSNS横断ハッシュタグ検索サービスの躍進を見ていると、あながち夢では終わらないかもしれませんね。

おまけ:ハッシュタグの歴史

ハッシュタグに関して、ちょっとした小咄をひとつ。

ハッシュタグが初めて使われたのはTwitterであることは有名です。それでは、使い出したのは誰だったのでしょうか?

「#」記号の歴史。ハッシュタグ以前、それは電話のシャープだった

こちらの記事を参照させていただいたところ、ツイッターユーザーのChris Messinaさんが「BarCamp」というイベントについてツイートする際に、「#」を使いませんかと持ちかけたのが最初ではないかと言われているそうです。


「BarCamp」というイベント自体はめずらしい名前ですし間違えようもなさそうですが、これを「Bar」と「Camp」の間にスペースを入れてツイートしてしまうと、それぞれ別のありふれた単語として認識されてしまうため、一気に検索しづらくなってしまうんですね。

そこで生まれたのが、ハッシュタグだったのではないか、と言われているそうなんです。

次第に市民権を得ていったハッシュタグですが、前述のChris Messinaさんはスマートフォン以外の携帯電話からもハッシュタグを使えるようにしたいと考えました。どの携帯電話の物理キーにも、ふたつの記号が備わっています。

「*(アスタリスク)」と「#(シャープ)」です。

選ばれたのは「#」でしたが、このときの判断がもし違っていたら、ハッシュタグは「アスタリスクタグ」と呼ばれていたかもしれません!歴史を辿っていくと、意外なことが浮かび上がってくるものですね。

アスタリスクタグ


以上、『Twitter・Instagramで注目されるハッシュタグ、Facebookでの使い方を考える。』でした。



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