【2024年版】若者が今使ってるSNS!Z世代向けSNSまとめ12選

2024/04/14

 

SNSは流行り廃りが激しいサービスですが、とりわけ若者層は新しいサービスに抵抗が少なく、SNSもどんどん新しいものを使いこなしているようです。そこで若者層に人気のあるSNSを調査してみました。今の若者はどんなSNSを使っているのか、見ていきましょう。

 


 

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※編集部注
2024年4月:最新情報をもとに加筆修正しました。
2024年2月:最新情報をもとに加筆修正しました。

 

    ■目次

  1. 若者のSNS利用に関する調査データ
  2. 若者に人気なSNS12選
  3. まとめ

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1. 若者のSNS利用に関する調査データ

TesTee(テスティー)調べ:https://lab.testee.co/sns_student2022

 

学生の男女4226人を対象として2022年に行われた調査によると、10代/20代の利用率がもっとも高いSNSはLINEで約9割の利用率でした。

Instagramも、いずれの年代・性別でも利用率は約6~8割と高い利用率になっています。 また、他の年代では入っていないTikTokが中学生では3位に入っていることから、中学生はSNSの中でもTikTokの利用率が高い傾向にあるようです。

 

出典:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

 

総務省の調査によると、平日・休日ともに10代と20代の若年層のSNS利用時間は、ほかの年代と比べて非常に高くなっています。

下記の出典では「ソーシャルメディア利用」は、平日、休日ともに10代及び20代の平均利用時間が長く、休日の20代では100分を超過。若年層にとってはSNSが日常生活の中で頻繁に利用されていることが見て取れます。

2. 若者に人気なSNS 12選

1. X(Twitter)

画像引用:https://twitter.com/

 

「世界でいま起きていることをリアルタイムに映す」をテーマに、140文字までの短文を投稿できるSNS。画像や動画の投稿をすることもでき、2017年には月間利用者数が4,500万人を超えています。

国内では10代、20代の利用が特に多くなっており、芸能人や政治家、公的機関、メディアなど幅広いユーザーに利用されています。 若年層の間では日常や趣味に関する投稿をしたり、興味のあるジャンルの情報収集などに使われたりと、「勉強用」や「趣味用」など投稿するテーマごとに複数のアカウントを使い分ける人も多いようです。

 

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2. Instagram

画像引用:https://www.instagram.com/

 

画像や動画をメインとしたビジュアル重視のSNSです。若年層の間で急激にシェアを伸ばし、国内の月間アクティブユーザーは2019年に3,300万を突破しました。

 

以前は若い女性がメインユーザーというイメージでしたが、ユーザー層は多様化してきています。 ファッションモデルやアーティストも多く利用しており、おしゃれな写真や凝った加工が施された写真が多いことも特徴です。

2017年に「インスタ映え」が流行語大賞に選ばれましたが、近年ではインスタ映えの観念が古いと感じる若者も多く、「ナチュ盛り」や「チル」など飾り過ぎない価値観も支持されています。2019年にはいいね数を非表示にするテストが実施されたことも、この傾向を加速させる要因となりました。

 

またInstagramの中でも、「ストーリーズ」は、日本のアクティブユーザーの70%が利用しています。ストーリーズは24時間で写真や動画が消えてしまうため、何気ない日常を気軽に投稿できると人気を集めています。

特に10代のユーザーはストーリーズを見る時間が長い傾向もあり、この投稿形式の重要度は引き続き高まっていきそうです。

 

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3. TikTok

画像引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ss.android.ugc.trill&hl=ja&gl=US

 

15秒の短い動画を編集して投稿する音楽動画コミュニティです。中国発のアプリで、2016年にサービスが開始されてから、日本でも10代を中心に爆発的な盛り上がりを見せています。

大きな特徴は、投稿された動画を次々に視聴できる点です。つい1日に何回も起動してしまうというユーザーも多く、1日の平均起動回数が43.4回という驚くべきデータも出ています。

動画の編集がアプリ内で簡単にできるので、誰でもクリエイター気分を味わえる点も人気の理由です。

 

広告展開も積極的で、お笑い芸人などの芸能人のアカウントも増えています。テレビで取り上げられることも増えてきており、最近では若年層以外のユーザーも増加傾向です。

 

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4. スナップチャット

画像引用:https://www.snapchat.com/ja-JP

 

登録した個人やグループに向けて画像などを投稿するSNSアプリです。 Snapchatの特徴は、投稿を10秒で消すことができることです。

投稿者は1~10秒の任意の秒数、または無制限を選択し投稿します。相手が閲覧し始めてから選んだ秒数後にその投稿は自動削除、または無制限に設定した場合は、スレッドを閉じると投稿が自動削除されます。

リプレイもスクリーンショットも、行うと投稿者に通知される仕組みになっていて、この限られたときしか見ることができないという機能で支持を集めています。

またレンズという顔認識機能がとても秀逸なカメラフィルターが複数搭載されているのも人気の理由のひとつです。

5. Pinterest

画像引用:https://www.pinterest.jp/

 

Pinterestとは、Pinterest, Inc.が運営する「好みの画像・動画を集めて保存する」ことに特化した写真共有サービスです。 気に入ったものを「ピン」と呼ばれるブックマークで集めていきます。

ピンの形式は、画像/動画/商品となっており、PinterestやほかのWebサイトなどから自分のアカウントに保存して集めていくことができます。気になるキーワードを検索して他のユーザーがピンをしたアイデアを見ることもできます。

 

公式アカウントの紹介には「ピンとくるおしゃれなインテリアや毎日のレシピなど、暮らしのヒントがさくさく見つかる画像探索アプリ」とあり、集めることだけでなく検索することにも力を入れている様子が窺えます。

6. Lemon8

画像引用:https://www.lemon8-app.com/

 

Lemon8は興味関心の発見コミュニティをコンセプトとしたSNSアプリです。人気のコスメ&ファッションなどの情報を集めるのに特化しているため、化粧品や美容サロンなどの投稿が多めです。

Lemon8のユーザー数は100万人を突破しており、利用者層は20~30代の女性が中心です。 簡単にハッシュタグを複数個活用でき、露出を効率的に増やせます。

投稿をジャンル別に表示できるため、目的の情報を獲得できます。 本文にリンクを貼れるので、自分の他サイトやSNSを拡散しやすいという使い勝手の良さも人気の理由です。

7. BeReal

画像引用:https://play.google.com/store/apps/dev?id=8672611700495170178

 

BeReal(ビーリアル)は2020年にフランスでリリースされ、2022年に入りダウンロード数が一気に増加している新しいSNSアプリです。

従来の「映える」SNSアプリが普及している中、ほかのSNSとBe Realの違いは、アプリの名前の通り「リアルを見せる」点です。1日1回、異なる時間に2分以内に写真を撮ってアップするよう呼び掛けられ、フィルターも使えないため、リアルな自分を友人に見せることになり、結果として絆や距離が縮まっていきます。

GooglePlayストアでは1,000万ダウンロードを突破。今後更なる成長が見られるかもしれません。

8. NauNau

画像引用:https://naunau.app/

 

NauNauは、友だちや家族が今どこにいるのかが地図に表示される「位置情報共有」アプリです。2022年のリリース後3ヶ月で270万ユーザーを突破しました。友達の充電・歩数・移動スピードなどをリアルタイムで確認することができます。

メッセージのやりとりをしなくても待ち合わせがスムーズにできる利便性や、親しい友人と常に繋がっていられる点が受け、女子高生を中心に流行しています。 チャットでスタンプやメッセージを送ることもできます。

9. 17Live

画像引用:https://17media.jp/

 

17LIVE(イチナナライブ)と呼ばれる、ライブ配信を行えるアプリです。 世界9ヶ国に展開し、ユーザー数は全世界で5,000万人を突破しました。約7,000名以上の配信者は17LIVER(イチナナライバー)と呼ばれ、アジア圏で活躍する俳優や歌手、タレント、モデルなども活躍しています。

 

視聴者はコメントのやりとりができるほか、有料のギフトアイテムを贈って配信者を支援することができます。 オーディションなどのイベントも行っており、実際にインターネットTV局「AbemaTV」のドラマに出演が決まった配信者も登場しています。

10. GRAVITY

画像引用:https://gravity.place/

 

HiClub株式会社によって提供されている共感をテーマにしたSNSアプリです。 社会的立場や外見などで話す相手を選ぶのではなく、価値観や趣味が近い相手とリラックスして話をすることを重視しています。

ユング心理学に基づいた、6問の性格診断テストで性格タイプを明らかにした後、話が合うユーザーをビッグデータ分析でオススメするため、今までにない内面的な繫がりが期待できます。

 

2020年のリリースから累計ダウンロード数は250万を突破し、20代から30代の女性の支持を集めているのが特徴です。

性別・年齢・出身・職業にこだわりなく純粋に会話を楽しみたい人、リアルな世界での付き合いに疲れて知らない人と繋がりたい人にオススメのアプリです。

11. Yay!

画像引用:https://yay.space/

 

nanameue, Inc.によって提供されているSNSコミュニティアプリです。グループ通話・同じ趣味のユーザー同士で集えるサークル機能・1対1でつながれるチャット、個人通話機能など様々な機能を有しており、Z世代を中心に流行しています。

年齢確認を実施、24時間体制で投稿のパトロールを行うなど、安全面への配慮も行っています。2023年1月時点では、登録ユーザー数が650万人を突破。今後の成長が注目されています。

12. Threads

画像引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.instagram.barcelona

 

FacebookやInstagramを提供するMeta社が2023年7月6日にリリースしたテキストベースの会話アプリです。リリース前から大きな注目を集め、開始からわずか4日で登録者数が1億人を突破しました。

X(Twitter)と似た機能を持つアプリで、テキストやリンク、写真、動画を投稿したり、投稿に返信したりできます。 Instagramアカウントでログインするため、Instagramでフォローしているアカウントを引き継ぐこともできます。

 

すでに若年層の利用が多いInstagramからの流入があるため、Threadsもまた多くの若年層の間で利用されそうです。

 

リリース当初はX(Twitter)と比べて機能が不足している点が指摘されていましたが、その後は検索機能が追加され、Web版も公開されています。ポストX(Twitter)となるかは未知数ですが、今後の機能の拡充に注目です。

 

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3. まとめ

画像の加工や動画の作成などが若者の“新しい遊び”になっている現在、そういった機能の使いやすさ、そしてそれらを発信する場としての心地よさなどが、SNSの成長要因となっていることがわかります。

 

10代20代の若者はデジタルネイティブで、生まれたときからインターネットのある暮らしをしているため、次々に生まれるSNSを感覚的に使いこなしています。彼らにとってSNSは用途によって使い分けるツールであり、複数のサービスを使いこなすのが当然なのでしょう。

 

デバイスやその使われ方がどんどん変化していくなかで、新しいSNSも増えていくでしょう。そのなかで新たにユーザーの間で定着するものはあるのか、これからも目が離せません。

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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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