【2024年版】TikTokキャンペーン企業成功事例!種類や実施方法も完全攻略
2024/04/09
TikTokの国内ユーザー数は伸び続けており、月間アクティブユーザー数は1,700万人です。
TikTokは若年層を中心に人気が拡大しており、10代のTikTok利用率は他の年代よりも圧倒的に高くなっています。
近年では、「TikTok売れ」という言葉もあるように、TikTokをきっかけに商品・サービスを購入したことがあるという人も多く、AIを活用した高精度なマッチングを利用したおすすめ機能によって、フォロワーが少ない初期でもバズる可能性を秘めています。
TIkTokは、知識を持ち、正しく有効活用することができれば、商品やサービスの認知や売上の向上に大きく貢献することができるSNSです。
この記事ではTikTok上で企業が行うキャンペーンについてわかりやすく説明していきます。
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本記事は企業のSNSマーケティングを包括的に支援をしているガイアックスが解説しています。運用実績10年以上、大手企業を中心に累計1,000社以上の運用実績があります。
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■目次
1. TikTokキャンペーンの概要
企業がTikTokを活用してキャンペーンを行う場合、下記の方法があげられます。 それぞれのキャンペーンは自社商品やサービスに合わせて活用することが可能です。
プレゼントキャンペーン
プレゼントを用意し、ターゲットとなる顧客を引き込むキャンペーンです。
アカウントをフォローすることや、投稿動画にコメントをするなど、誰でもすぐに参加できる条件を設けることにより、キャンペーンの応募者を増やすことができます。またユーザー参加型で、効果的なPRを行うことができます。
ハッシュタグキャンペーン(ハッシュタグチャレンジ)
ユーザー参加型で、応募者のハッシュタグチャレンジが拡散することにより効果的なPRを狙うことができ、TikTokキャンペーンの中でも多くの企業が活用しているキャンペーンです。
応募者は選定されたハッシュタグとともに動画を投稿します。応募者の中から抽選で商品やサービス、割引券が当たるキャンペーンが主流です。
インフルエンサーを活用したキャンペーン
TikTokキャンペーンにインフルエンサーを起用することで大きな効果が期待できます。
インフルエンサーを起用する際は、製品やサービスとインフルエンサーのイメージに親和性があるかが重要です。
インスタントウィンキャンペーン
TikTok上で指定されたハッシュタグをつけた動画を投稿し、企業の特設サイトにログインするとその場ですぐに当選結果が分かるキャンペーンです。
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2. TikTokキャンペーンを行うメリット
若年層のユーザーへ訴求がしやすい
TikTokのユーザーは他のSNSと比較しても若年層が多いことから、10代から20代にかけての訴求がしやすく、若年層を中心としたブランディングを考えている企業には非常にメリットが大きいです。
拡散力が高く、他のSNSにおいても拡散力を見込める
TikTokの強みは潜在層への拡散力です。また、動画はInstagramやX(Twitter)、LINEなどの他のSNSにシェアをすることも可能のため、TikTok内でバズらなくても他の媒体でバズることがあり、拡散力が大きくなります。
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コストがほとんどかからない
TikTok動画は撮影から投稿までをアプリ内で完結するので、比較的簡単に作成することが可能です。
またTikTokでは短尺動画が好まれる文化があり、凝った動画を作りこむ必要性が低いので、低コストで投稿できます。
3. TikTokキャンペーンの企業成功事例
事例1:LAWSON(@akiko_lawson)
LAWSONの公式アカウントをフォローしている方を対象としたプレゼントキャンペーンを開催しています。
キャンペーン対象の投稿にコメントをすることで応募が完了し、その中から抽選でQUOカード10,000円分がもらえるキャンペーンです。
2020年に行われた「#チーズミルクティー」では、多くの参加者が募りました。
反響 TikTok初心者のユーザーであっても簡単に参加することができることや、景品がQUOカード10,000円分の特典をつけたことにより、多くのユーザーがコメントをしキャンペーンに参加しました。
効果 LAWSONは定期的にプレゼントキャンペーンを行っています。そのため、定期的にキャンペーンに参加するために公式アカウントをフォローする人が増えています。
事例2:ユニクロ(@Uniqlo_jp)
@_funka_ UNIQLO × funka☁️私が着用したUTはミニーちゃんとペコちゃんです❤︎ #UTPlayYourWorld #PR ♬ #UTPlayYourWorld – UNIQLO UT
大手アパレルメーカーであるユニクロは、ハッシュタグキャンペーンを実施しています。
このキャンペーンは日本だけではなく、アメリカ、台湾、フランス、中国で同時開催され、お気に入りのユニクロ「UT」商品を着用して、「#UTPlayYourWorld」のハッシュタグをつけて動画を投稿することが参加条件でした。
応募投稿の中から各国・地域から1名ずつ合計5名のグランプリが選抜され、グランプリを受賞すると、正解中のユニクロ店舗のモニターや公式SNSで配信する映像に登場できる「UTグローバルインフルエンサー」特典を獲得します。
反響 世界中のユニクロを愛する顧客や、モデルを目指している人をターゲットにしているこのキャンペーンは、たった2週間という期間にもかかわらず、動画投稿数は約18万5,000件にも及んだと報じられています。
また2週間の期間で累計3億3,000万回も視聴されるキャンペーンとなりました。 効果 このキャンペーンによって、「UT」ブランドの認知が高まり、クリエイティビティあふれる世界観をより強く発信できました。
事例3:ワイモバイル(@ymobile_official)
@yubio_finger ガチでCM出たいです#と思いきやダンス #アカペラ ♬ 指男 – 指男(Yubio)
ワイモバイルはTikTokとテレビCM、YouTubeを掛け合わせたハッシュタグキャンペーンを行っています。
TikTokで「#と思いきやダンス」とハッシュタグをつけて動画投稿した人の中から抽選で1名に実際にワイモバイルのテレビCMに出演できるキャンペーンを行いました。
反響 ハッシュタグ「#と思いきやダンス」の表示回数は1億1,600万回超という数字になっており、一般の人でもテレビCMに出演することのできる権利が大きな反響を呼んでいます。
効果 TikTokではキャンペーン終了後も投稿されるミームとなるほどバズったことで、狙ったターゲット層での認知と潜在顧客へのリーチを確実に高めることができました。
事例4:グリコ
@tomikkunet 絶対Tik Tokやらないメンツ #ポッキー何本分体操 ♬ オリジナル楽曲 – noa❤︎ – 田仲埜愛(たなかのあ)
大手お菓子メーカーである江崎グリコは、ポッキーの日である11月11日に合わせてTikTokや様々な公式SNSでキャンペーンを開催しています。
TikTokでは「#ポッキー何本分体操」というハッシュタグをつけた動画を投稿し、選出された動画は渋谷駅の街頭ビジョンや他SNSで拡散されるなどの特典がありました。
反響 このキャンペーンは5日間で行われたのですが、投稿された動画は2万本以上に及ぶと報道されています。また、ハッシュタグがついた動画の視聴回数は2,730万回を記録しています。
効果 毎年SNSキャンペーンを行ってきた結果、11月11日はポッキーの日という認知が広く広まり、もはや企業が呼びかけずともポッキーの日がイベント化していることは、強烈な成功例ではないでしょうか。
事例5:Relux
@_maocharu_ ゾウさんきゃわい #phuket #relux思い出 #海外旅行 #trip ♬ Most Girls – Hailee Steinfeld
Reluxはホテルや旅館の宿泊予約を行っているサービスです。
TikTokでは「#Relux想い出」のハッシュタグをつけて投稿すると、キャンペーン参加者全員にReluxで利用できる「5%オフクーポン」をプレゼントする等のキャンペーンを開催しています。
反響 ハッシュタグをつけて投稿すると、クーポンがもらえるプレゼントの他にも、投稿者の中から抽選で5名に無料の宿泊券が当選する特典もつき、多くのTikTokユーザーがキャンペーンに参加しました。
効果 旅行をするきっかけにもなるキャンペーンを実施することで、ホテルや旅館に宿泊しようと考えるきっかけとなり、潜在顧客にリーチすることが出来たのではないでしょうか。
4. まとめ
企業の TikTok運用、TikTokキャンペーンの企画・実行などを社内で運用したいけれどもリソースを割くのが難しい、運用がうまくいっていないなどのお悩みがございましたら、ぜひガイアックスにお気軽にご相談ください。